こんにちはおじさん少年です。
突然ですが「山でウエストポーチ」って便利ですよね?登山している時にすぐに出したい小物類を収納しておくには優秀。
いちいちザックを下ろすのもめんどうですし、、、
しかし、いかんせんウエストポーチは「ダサい」と言われています。
かといってその存在は絶滅しそうで絶滅せず、現役40年は堅いと思います。
ウエストポーチは息の長い商品であることは間違いないです。
「本当はそこまでダサくないんじゃね、、、?だって超ロングセラーでしょ?」
そう考えた私は”登山でウエストポーチ”についてあれこれ考えてみることにしました。
1.はたして「ウエストポーチはダサイ」のか?
結論から言うと「やっぱりダサかった、、、」
その1)嫁さんに聞きました「登山でウエストポーチはありかなしか」
結論から言うと”登山にかかわらず”「ウエストポーチはなし!」だそうです。(“なし”の“し”は「死」だそうです、、、)
全く気遣いなしの女性目線でこのように言い切るとは、、、
間違いないでしょう、「ウエストポーチはやっぱりダサイ」のです。
その2)かなり目立つ!ウエストポーチ装着の人“ポーチャー(造語)”
ウエストポーチをしている人“ポーチャー(造語)”はどうしても目立ってしまうのです。
なぜでしょう、、、
人ごみの中でもポーチャーのおっさんがいると「あっ、付けている」と指さしてしまったり、
「ああ、あのポーチャー(造語)の人ね」などと人物特定の際もキーアイテムとして扱われます。
おそるべしポーチャーwithウエストポーチ!とにかく目立つ。
その3)スタイル全体がすごく古臭くなる強い力がある
他の服装がどんなにイケていても“ウエストポーチをカチッと締める”だけで全体が80年代風に様変わりしてしまいます。
スタイル全体を瞬間的に“クラシックな感じ”にすることができるものの、いい感じで着こなすにはすごく難易度が高いですね。
やはりウエストポーチの影響力には勝るものはありません。
もはや「魔力がある」と言わざるを得ません。
2.なぜウエストポーチはそれでも登山で便利なのか?
そうはいっても絶滅することなくしぶとく”ポーチャー”は生息しています。
とくに登山界隈のおじさん(私もですが)に多いです。
これは”ポーチャー”になることで得られるメリットが大きいに違いない。
「何がメリットなのか?」考えてみました。
“サコッシュ”にはないウエストポーチの利点
近年、アウトドアだけではなくアーバンファッションにも深く浸透した“サコッシュ”。
ウエストポーチがそんなにダサいならば「この“サコッシュ”を使えばいい」それは確かにその通りなんです。
それでもウエストポーチにこだわるのは、代えがたい大きな利点があるはず。
そこに注目したいと思います。
① 肩に負担がない
ウエストポーチは“腰に巻く”ので実は肩に全く負担がかかりません。
ここは“サコッシュ”との大きな違いですね。
多少重量のあるものでも片方の肩にのしかかることはありません。
② 重心が中心にくる
ウエストポーチは体の正面にくるので重心が一直線上にのります。
これは大きな利点です。
右左に重さが偏ることなく均等にバランスをとることができます。
長時間重い荷物を背負う登山では“左右の重さの隔たり”が歩行に影響を及ぼします。
この点ウエストポーチは優れたバランス感覚を持っているといえます。
③ 底に“マチ”がある
サコッシュはケース状の設計のため底に“マチ”がありません。
平たいものだけを入れるだけならば便利なんですが、行動食などちょっと容量あるものを入れずらい。
この点ウエストポーチは適度な容量があるため使い勝手が良いですね。
3.目指せ”脱ポーチャー”
ウエストポーチはすべてを古めかす恐ろしい魔力がありながら、捨てがたい使い勝手の良さも備えています。
昔ながらのデザインのウエストポーチもいまだに販売されていますが、ウエストポーチの便利な性能をおしゃれなデザインに落とし込んだ秀逸アイテムも販売されているはず。
ちょっと調べてみたら、、
出典:GALLERIA mall
ありますね。アーバンファッションにも映えそうです。
だがしかし、肩掛け必須。
私が考えるウエストポーチの1番の利点は重心がまっすぐにのることです。
相撲取りのマワシのごとく腰に回せばやはりポーチャーか、、、
4.一挙両得の「パーゴワークス:”swing”」ならポーチャールックからおさらばさ
「重心が一直線にのって、かつ使い勝手が良く、そして極端にダサくない」こんなアイテムはないのでしょうか?
ありました、それは”パーゴワークスのswing”というアイテムです。
こちらのようにザックの正面につけることができます。
出典:PaaGo works ホームページ
ザックから外したときには肩掛けの小さなカバンとしてサコッシュのように使うことができます。
出典:PaaGo works ホームページ
一挙両得を得意とする日本のブランドらしい忍者的なアイテムですね。
カチッとバックルを外すだけで着脱も容易。
実は私もパタゴニアでのトレッキングの際に「旧モデルのパスファインダー」をずっと愛用していました。
大き目サイズのものなら小型タブレットくらいまで収納することができます。
ポケットも工夫されており収納力は抜群。
カバーも付属し雨に濡れることも想定されていますので登山でもOKのアイテムです。
付少なくとも”ポーチャールック”からはおさらばできそうです。
まとめ
いかがでしたか?今回は「登山でウエストポーチ」について紹介しました。
登山でウエストポーチは
- ダサいのは間違いない
- 収納力・重量バランスともに秀逸品
- サコッシュにはない魅力はある
- おしゃれなウェストポーチでも腰に回せば結局ポーチャー
- ”パーゴワークスのswing”なら重さが左右に偏ることなく脱ポーチャー
ウエストポーチはある意味「完成体」なので変革を求めてもいけませんね。
それにしても「ウエストポーチのポテンシャル」計り知れないものがあると思ったのでした。