・登山アイテム

登山テント泊には絶対必要!:“寝袋マット”の種類と最良の寝心地を演出する方法


こんにちはおじさん少年です。

登山で”テント泊”を実行した時に重要になってくるのが「夜寝る」こと。

体力の回復を図り、明日の登山に備えるわけですからファイナルファンタジー(古めの)のテントと同じです。

そうはいっても「慣れない環境でグーグー眠る」のって結構難易度高いですよね?

私も環境が変わると“ソワソワ”してしまい寝不足になってしまいがちでした。

少しでも安眠に近づけるためにキーアイテムにってくるのが寝袋と“寝袋マット”です。

つまり「寝心地」をレベルアップすること。

初心者や慣れてない方は「寝袋の厚さがあるから平気」とか「なんか持って行くのジャマ」と考えてしまうみたいで、“寝袋マット”はノーマークの人が多いんです。

おろそかにすると「寝不足でダルい、やばい」と焦る事態に、、、

そんな事態を避けるために“寝袋マット”の威力を発揮して最良の寝心地を演出する方法についてご紹介します。

1.「空気?発泡スチロール?」:“寝袋マット”の種類についてご紹介

寝袋の背中の厚さだけで寝心地を克服するのはナンセンス、“寝袋マット”は忘れずに常備しておきましょう。

さてこの登山用“寝袋マット”は大きく2種類のマットがあります

  • クローズドセルマット・・・発泡素材でできた折りたたみ式のマット
  • エアマット・・・バルブから空気を入れて膨らませるマット

クローズドセルマット

エアマット

出典:Amazon

どちらメリット・デメリットがあります

人それぞれ重要視しているところが違うので「絶対こっち!」と言い切ることはできませんが

いずれにしても背中に敷くマットは登山テント泊では必携です。

2.「意外と出番多し!」:クローズドセルマットはいろいろな場所で使えて一人の時でも便利

私も上の2種類(実際はもっと細かく分かれる)を実際に山で使ってきましたが、

個人的にオススメなのは“結局” クローズドセルマットです。

エアマットは、正直、設置するまでの手間がかかっていしまうし、

撤収もはっきり言ってめんどくさいです。

経験からして「空気入れたり、抜いたりするのができない!」こと多数

元通りにならずに収納不可能になったこともありました。

高級品でもパンクするし、、、(こうなると山中ではゴミ同然)

寝るときまで出番がないので”ザックにパッキング”する際にも比較的最初の方に詰めなければなりません。

実はマットはテントの中では1番最後まで残しておきたいアイテムなんですよね。

雨でテントの床が湿っているときや地面が岩でボコボコのときは、マットの上が浮島になるイメージです。

そんな経験があって私

パッキングの順番を最後にできないという理由で「エアマットが嫌い」になってしまいました。

クローズドセルマットは“小さくたためないのが難点”ですが、汎用性が高くテントの外で食事をしたいときに大きめの座布団として使うなどテントの外でも便利。

おまけにコスパも良くて構造も単純なので“激安品”でもそんなに遜色なく使えます

出典:Amazon

ですから寝袋にお金を費やした場合、マットを安くあげて収支のバランスをとることも可能です。

クローズドセルマットで1番ポピュラーなのはいわゆる「銀マット」です。

ただ、丸めたときの円筒形がどうも収まりが悪い。

個人的にはクローズドセルマットは“折りたたみ式のもの”がおすすめです。

それに銀マットはギラギラと悪目立ちしてしまうのが気になります。

同じような値段で折りたたみ式クローズドセルマットを買うことができますから、こっちをゲットしたほうが長く使えるでしょう。

3.「オプションで性能アップ!」:短めクローズドセルマットに組み合わせて眠りをフォロー

ローズドセルマットだけで眠る事は不可能ではありませんが、先にも言った通り登山テント泊で「よく眠る」ことは回復を図るためにも重要なことです。

そこで、これらの”寝袋マット”をさらに工夫することで寝心地をバージョンアップさせてみました。

私は“短めクローズドセルマット”(全身に及ぶ長さがない)を使っています。長いものは分厚すぎて扱いにくいので、、、

短めクローズドセルマットをパワーアップする工夫とは

追加のアイテムを組み合わせればさらに眠りをフォローすることができます。

・短めクローズドセルマットの足りないところザックをマット代わりにする

わかりづらいですが、ザックの上に足を投げ出す感じです

テントの中でザックは意外とお荷物になってしまいます。

そこで鈍感な足先のほうは“ザックをひいてしまう”もしくは足先がすごく寒さに敏感な人は“ザックの中に足を入れて”しまいましょう。

こうすればテントの中でもザックが役に立ち邪魔になりません。

・超コンパクトになるバルブ式エアマットと組み合わせる

あんなにエアマット批判していたのに何ですが、「Klymit(クライメット)のinertia x frme(イナーシャエックスフレーム)」は使い心地グッドです。

出典:Amazon

アイテム自体はもうリリースされてかなり経つと思うのですが、既に持っている寝袋マットに買い足しするにはもってこいです。

たたんだときのこのコンパクトさそれから膨らますときの簡単さKlymit(クライメット)のinertia x frme(イナーシャエックスフレーム)はどちらもストレスなく扱えます。

出典:Amazon

寝るときは

クローズドセルマットにさらにこれをひく、もしくは寝袋の中にこいつを入れてしまう。

こうすると空気の層ができるので保温性も増します。

今のところ「短めクローズドセルマット+クライメット・イナーシャエックスフレーム」この組み合わせが1番いいかなと実感しています。

5.「どこにしまえばいいんじゃ!(怒)」:収まりが悪いクローズドセルマットはバンジーコードで外付けが基本

クローズドセルマットの最も厄介な点が“かさばる”こと

クローズドセルマットはザックの中に入れようと考えてはいけません

ザックに外付けしようとしても重量がなく体積が大きいので風に飛ばされやすいので注意が必要です。

こんな時はバンジーコードとコードストッパーを組み合わせてザックの外下側にワンタッチでくくりつけるようにしておきましょう。

コードストッパーで縛り上げないと

歩いていたら徐々に落っこちて気づいたらマットがなかった

ということがないように。

ザックについているループ等をうまく利用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は“寝袋マット”の威力を発揮して最良の寝心地を演出する方法」についてご紹介しました。

寝袋マットは

  • クローズドセルマットとエアマットの2種類がある
  • おすすめはかさばるが扱く安い折りたたみ式クローズドセルマット
  • オプションを追加投入するとパワーアップ可能
  • クライメット・イナーシャエックスフレームと組み合わせて寝心地良
  • バンジーコードとコードストッパーでザックに外付けするのがよい

寝袋マットは持って行くのめんどうですが、「なくてよいアイテムではありません」ので忘れずにそろえてください。

しっかりと睡眠をとることができれば明日の登山もはかどります。

よい”寝袋マットでよい眠り”をフォローしましょう。


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