こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「ハイテック:安いけど高品質、コスパNo.1の登山靴で格安登山スタイルの完成!」
についてお伝えします。
日本が誇るコスパ良しの衣料メーカーと言えばGUやユニクロですが、
どちらにも“登山用の服(夏場向き)”としても十分使えるアイテムが多数あります。
これから登山をしたい人で
- 初期投資にはあまりお金をかけたくない人
ならばこういったファストファッションから必要アイテムを使い回すのも良い選択ですね。
♠関連リンク♠
ただし、
「登山靴 + 靴下」に関して言えば
こうした“ファストファッション”モノで済ませてしまうには、ちょっと心もとないところがあります。
もともと本格的登山靴なんてファストファッションブランドではつくっていませんし、、、
スポーツ向けシューズ・靴についてはあまり得意分野ではなさそう。
となると、「格安で登山靴を揃えるのは難しい」となってしまいます。
何とか登山靴に関しても
「高コスパの登山靴」ってないものでしょうか?
あるんです。
それがこの「ハイテック(HI-TEC)」なるブランドの登山靴・アウトドアシューズ
出典:amazon
ハイテックはイギリス発祥の由緒正しきアウトドア・シューズメーカー
オタク系ハイテクスニーカーのことではありません。
アマゾンによりますとハイテックの登山靴は底値で3000円台から存在します。
しかしクオリティーは名だたるアウトドアブランドの登山靴と何ら劣るものではありません。
ていうか、ちゃんとしたアウトドアブランドなんです。
これまでネックだったファストファッションで揃わなかった“本格的な登山靴”
ハイテックの高コスパの登山靴をゲットして
格安登山スタイル(でも高品質)を完成させましょう。
1.ハイテック(HI-TEC)って何?
エアジョーダンを頂点としたバッシュブームを経験した私
田舎でも東京靴流通センターに行けば数多くのバッシュ、レザースポーツシューズに触れ合うことができました。
それももう20年以上前のことです。
その時に確かにありました。
この“ハイテック(HI-TEC)”と言う名前のシューズブランド
当時はダンロップがおじさん向け(?)に作っていた、いわゆるオタク系ハイテクスニーカー(本当はランニングシューズ)に混ざって売っていました。
出典:amazon
もともとアウトドアシューズ・登山靴を作るのが専門なブランドみたいですね。
イギリスを発祥地とする世界的に有名なブランドみたいです。
確かにKaepa(ケイパ)、Avia(アビア)、K-swiss(ケースイス)とか外国発祥のブランドで知る人ぞ知るみたいなブランドっていっぱいありますよね。
Pro-keds(プロケッズ)がそうであったように(ジャンプショットは大ヒット靴)
このハイテックも大ヒット作があるようです。
それが「アルチチュード IV」(なんと英国留学経験のある嫁さんの親が持っていた!)
プロケッズもそうでしたがなぜかこうした一発屋みたいなシューズブランドって価格が低いですよね。
ブランドのライセンスを契約して日本のシューズメーカーが製品を作っているみたいです。
だから
「低価格でも作りは結構いい」
ハイテックもそんな感じでもう何十年も日本で生きながらえています。
販売が続いていると言うことは、一定数の需要があり性能もそこそこ評価されている証拠です。
2.「ハイテック推し」の理由
私がこのハイテックを高コスパの“アウトドア・登山靴メーカー”であると位置づける理由についてお話ししましょう。
その1:生粋のシューズブランドであること
「シューズ一筋」で作ってきたからにはかなりのノウハウが蓄積されているはず。
かっこいいアウトドアブランドはたくさんありますが、やはり1つのカテゴリーでひたすら頑張っているアウトドアブランドの製品は品質が高いです。
登山用ザックならオスプレーのようなブランドです。
♠関連リンク♠
確かにノースフェイスやアークテリクスのオシャレかつ高機能アイテムとは、多少劣るところがあるかもですが
何か筋が通っているというか、信頼できるものがあります。
もちろんハイテックは値段が安いので豪華な機能があるわけではないです(低価格帯のアイテムは)。
しかしながら
「登山の入門仕様のシューズとしてはかなりの高品質でありながら激安である」
と言う理想的な初心者仕様の登山靴を提供しています。
その2:デザインは決して悪くない
いやむしろ結構かっこいい。ホームページのラインナップを見ても見劣りしないですし
アウトドア雑誌でもごくたまに登場します。
昔はダンロップ系ハイテクスニーカーと混ざって販売されてた記憶がありますが、
最近のハイテックのアイテムを見るとどれも結構“イカす(死語)デザイン”をしています。
出典:amazon
アオラギ・クラッシックといったモデルは人気のようでどうも定番化しているようです。
出典:amazon
このデザインを見る限りでは、キーンなどのアウトドアシューズメーカーとさほど遜色ないように見えます。
3.激安スポーツウェアの殿堂、神保町のロンドンスポーツでも取り扱いあり
デザインもよくて激安と言っても
「単に写真写りが良いだけでは?」
という疑念もあります。
実際に製品を見に登山用品店が数多く並ぶ神保町に行ってきました。
激安品を求めて私が訪れたのは
神保町ロンドンスポーツ
ちなみにロンドンスポーツと言えば上野ですが
ありました!ハイテック登山靴
ラック1区画を独占しています。
ポップに店員お勧めの一言も書いてありました。
書き起こしてみると
- イギリス発祥のアウトドブランド「HI-TEC」のユニセックスアウトドアスニーカー
- 山麓での自然散策、キャンプ、デイリーユースまで様々なアウトドアシーンにおすすめのモデル
- カジュアルな見た目とは裏腹に耐久性のあるアウトソールや透湿テクノロジー「DRI-Hi Light」を備えた充実の機能性
- 旅先や休日の様々なフィールドにも対応できる優れた汎用性が魅力の一足です。
とのこと。
実際に触ってみてソールの硬さや靴の構造をチェックしましたが
非常に丁寧な作り込みで、「さすがシューズブランドだな」って感じです。
届くまでわからない“パチモンの怪しげな靴”とは全然違います。
これで5000円台くらいで買えるのであれば
めちゃくちゃコスパ良しと言わざるを得ません。
4.ムーンスターが日本向けの製品を製造 → 信用できる品質
日本での販売はムーンスター(旧:月星化成)が受け持っているとのこと。
ムーンスターと言えばジュニアシューズ(上履きなど)でお馴染み
ホームページを調べてみると男性向けから女性向けまで様々な日常靴も製造しています。
昔はコンバースのライセンスでも靴を作っていたとか
アウトドアブランドでもノースフェイスはゴールドウィンがライセンスを持って製品を作ったり
詳しくはわからないのですが
製造元がどこかというのは製品の性質に大きく関わってきます。
ムーンスターなら製品の質は全くもって信頼できるクオリティー
安かろう悪かろうと言うわけではありませんね。低価格の理由もここにありそうです。
5.登山靴と同時に揃えて欲しいのが「登山用の靴下」
残念ながら
ユニクロやGUでは「登山に求められるクオリティーの靴下」
は製造されていません。
登山靴ならハイテックをチョイスして
コスパを抑えられたものの
“靴下”はどんなものを選べば格安で済ませられるでしょうか。
ありました
現在大ブームのワークマンが販売している「メリノール製の靴下」
これです。
出典:作業着のワークマン公式オンライショップ
たくさん情報が出回っているのでご存知の方もいるかと思いますが
メリノウール製の靴下がこの値段(580円)で手に入るとは、、、
これはもうデフレ大国日本と言わざるをえまえません。
ミドル丈、サイズフリーなのでここでコストカットをしているのでしょう。
そうはいってもロングの厚手メリノ靴下だと2500円以上はかかってしまうので、初めはこれでやってみるが最適でしょう。
他のアウトドア活動にも使えますし、ミドル丈だと日常的にも使いやすいです。
情報によればメリノウールの量(6割が羊毛)も潤沢です。
メリノウールに関してはこちらの記事もどうぞ
♠関連リンク♠
このワークマンのメリノウール製の靴下にハイテックの登山靴
もちろんどちらもサイズには要注意です(サイズは安さよりも最優先事項)。
でもサイズ面をクリアできれば格安でかなり純度の高い登山スタイルが完成できそうですね。
足元を除く服装をGUやユニクロでコスパよく揃え
足りなかった「登山靴+靴下」を「ハイテック+ワークマン」にする。
このように組み合わせていけば登山を始める時の初期費用をだいぶ抑えることができますね。
ちなみにリュックに関しても関連記事を作りましたので是非どうぞ。
♠関連リンク♠
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「ハイテック:安いけど高品質、コスパNo.1の登山靴で格安登山スタイルの完成!」
についてご紹介しました。
格安登山靴なら
- 唯一のオススメはハイテックの登山靴
- ハイテックは由緒正しきイギリスのアウトドアシューズブランドである
- ハイテックなら5000円台で立派に使える登山靴をゲットできる
- ハイテックの靴は日本の老舗シューズメーカー:ムーンスターが担当しているので相当信頼できる
- 格安登山にあわせる登山用靴下はワークマンのメリノール製靴下がコスパ最高
ファストファッションのアイテムを利用して「登山でも使えるウェア」は
かなり格安で揃えることができるようになりました。
さらにハイテックやワークマンのアイテムを組み合わせた「格安ウェア+登山靴」でも登山入門には必要十分な性能
というか末永く使えるでしょう。
おそらく10,000円あれば夏用ウェアならしっかり揃ってしまうんじゃないでしょうか。
しかも決してダサダサなデザインではないですから迷う事はありません。
もちろん経験を積むと
より高性能でデザイン重視なウェアを使いたくなる日
が来るかもしれませんが、
どんなスポーツでも入門時から高いものを買うのって気が引けますよね(まだ初心者なのに超ハイスペックな装備は恥ずかしい)。
今回紹介した登山靴や登山靴下ならば登山だけでなく、キャンプなど様々なシーンで使えます。
いろんな意味でとってもお得だと思いますよ。