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登山用靴下:登山で“必要な枚数”は2枚だけ!最悪これ以上持たなくても何とかなる


こんにちはおじさん少年です。

この記事では

「登山用靴下:登山で“必要な枚数”は2枚だけ!最悪これ以上持たなくても何とかなる」

についてお伝えします。

これから登山テント泊を考えているけど

「靴下ってぶっちゃけ何枚いるの?

と考えている人多いかと思います。

基本靴下は「毎日取り替えるもの」

しかしながら

登山で必要な靴下は「2枚にしておいた方が無難」です!つまり「靴下は毎日換えない、ノーチェンジ」を主張します。

「同じ靴下を?しかも登山やりながら?取り替えないなんてどうかしてるぜ!」

という気持ちになるのはよくわかります。

きれい好きな人は

「同じ靴下を履き続けるなんて私は発狂しそう、、、」

と考えてしまうでしょう。

しかしそんな方々も天然素材で作られた“素晴らしい性能を持つ登山用の靴下を履けば”

予想外なほどにスムーズにしのぐことができます。

正直言って“必要日数分の靴下”を持っていったら

過剰な荷物で自分の方がまいってしまうかもしれません。

「うわーよせばよかった~、こんなにいらんかった~」

となる前に

“適切な靴下の枚数”を把握しておいて、無駄な荷物を増やさないようにがんばっていきましょう。

1.登山にたくさんの靴下はいりません

登山は足を酷使するアクティビティーです。

登山靴を履いてずっと歩き続ければ誰でも蒸れます、どんな“かわいこちゃん”でもです。

“足臭族(造語)”の人は激臭を放つことでしょう。

そんなふうに言われれば

「やっぱり靴下のチェンジは必須でしょう?」

と考えるかもしれません。

がしかし、登山に“たくさんの靴下”持っていく事はご法度です。

と言うのは「靴下×日数」持っていったら“靴下といえども”かなりの量になってしまい、

これが“厚い登山用の靴下”なら大変な荷物になってしまいます。

「知らなかった」山では同じ靴下を履き続けるなんて、、、

かくいう私も登山テント泊の最初は山に入るのも“旅行感覚”だったので「靴下×日数」が当たり前だと思っていました。

そして用意したのが当時出回っていた3パックのスポーツ靴下

こんなやつ

出典:amazon

「ちょい厚手だし、スポーツ用だしこれがいい」という調子で

5セットは用意したでしょうか、、、

  • 積み重なると結構な“極厚具合”でまじジャマ
  • しかも全部同じで区別がつかないので“使用済み”かどうかもまじナゾ

まあ、先輩の助言で“靴下の枚数の重要性”がわかったので事なきを得たのですが

「“使い回す”なんて、聞いてないし!」

とやり場のない怒りにむせび泣いた思い出があります。

というわけで

ここは我慢して“登山用靴下の性能を信じ”、持っていく靴下の数を限定しましょう。

オススメは「2枚待ち」

登山で“山に入っている期間”にかかわらずです!

たとえ“やや長期間であっても”この2枚をローテーションで使ってしのぐ(しのげる)のです。

2.“登山用の靴下”をゲットしよう:登山用靴下の性能とは?

さて「登山用靴下の性能を信じよう」

と言ったわけですが、登山用靴下と普通の靴下どう違うかということに言及していきましょう。

素材

まずはその素材です。登山用靴下の中でもメリノウールを使ったもの」をチョイスするのが最適といええます。

メリノウールって?

メリノ種の羊の毛です。ニュージーランドにいっぱいいます。

ハイテク素材のダクロンQD(ちょっと古いか)などの最新の化学繊維を使ったものもありますが、やはり抗菌防臭の観点から言うとメリノウールに勝るものはありません。

厚さ・長さ

最初に揃えるなら厚手”がグッド

中にはハイキング向けの薄手のものもあり、薄手だと柄がかわいかったりするので女子の方は「こちらの方が好み」かもしれませんが、

  • “擦れ”から足を守る
  • 保温性(ウールは濡れても保温性がある)
  • クッション性

を兼ね備える“厚手”のものを手に入れた方がいいでしょう。

長さは登山靴との兼ね合いもあるので、入門の心得としては「登山靴とセットで購入」が望ましいです。基本“長め”です。

オススメの登山用の靴下

正直言ってここは“ケチる”とろくな事はありません。 

  • 厚手で丈夫
  • メリノウール素材である

この2点を守って自分に自分の気に入った登山用靴下を選ぶのが良いでしょう。

オススメとしては“ダーンタフ”のアイテム

こちら

出典:amazon

特にこのダーンタフは「破れたら交換してくれる」と言うほど太っ腹

それほどクオリティに自信があると言うことなので

1枚買っておけばかなりの長い期間使えること請け合いです。

安くはないですが、ここはひとつ奮発して「良い靴下を揃える」方がお得ですね。

メリノが一番

メリノウールは天然の抗菌防臭作用があります。

聞いた話だと「メリノウールのTシャツを“100日以上”ずっと着続けたツワモノもいるとか、、、」

それでも「臭くならなかった!」と豪語しています。

まぁそこまでになると「鼻の方がどうかしてしまったんじゃないか」と思いますが、確かにメリノウールは防臭作用と言う点では化学繊維よりも遥かに優れています(実体験より断言)

濡れても保温性を失うことがありません。

こういった点で天然素材に敵うものはないでしょう。

履き心地には“慣れ”が必要かも。綿素材とは違います。

でもうちの嫁さんは全然気にならないみたいで“普段履き”してます。なので「ガマン」するほどのものではないですよ。

やはり靴下は“メリノウールのタフな物”を選ぶのがベストチョイスです。

3.「必要な枚数は2枚!」:“行動用”と“リラックス用”を使い分ける

登山用靴下の必要な枚数は2枚

人によっては1枚で済ませると言う人もいますが、

登山中のオン、休憩中のオフ、とまぁ気持ちを切り替える狙いで2枚持ちをおすすめします。

1枚は登山中の行動用、2枚はテント場でのリラックス用(予備も兼ねる)としてこのような持ち方をします。

行動用

登山をしている最中に履く靴下

厚手で長いものを使うことになるでしょう。

テント場に着くまでは酷使しますから、着いたら脱いで“晴れているときには外に干してやる”のが良いかと思います。

裏返して外に干しておけば次に履くときに“若干ですが”気持ちがいいはず。

まぁ周りにいる人からはちょっと汚く見えるでしょうから、できれば木があれば木陰などで干しましょう。

くれぐれも雨に濡れないように自分のテントのすぐそばで干すようにしましょう、干したことを忘れるとえらいことになります

リラックス用(予備を兼ねる)

テント場や山小屋に着いたらリラックス用のものに履き替えます。

こちらは少しショート丈のものを選んでもよいかと。コンパクトですしね。

オススメは“スマートウール”というブランドの靴下

出典:ロストアロー オンラインストア

メリノウール製のショート丈靴下は日常でも使えるので1枚持っていていると便利です。

デザインは「サンダルと合わせて揃える」のがグッド

予備用・ショートといっても素材は必ずメリノウールにしましょう。

こちらの軽くてちょっと薄手のショート丈靴下に履き替えると、足もすっきりしていい気分になれます。

山での生活が多少長くなってもこのようにしてローテーションで靴下を切り替えることで靴下の鮮度を維持することができます。

4.なるべく気持ちよく使うための工夫

ローテーションで使っているものの「山では靴下を水洗いすることはできません」

ですから、まぁ履く時間が長ければ長いほど“気持ち悪さ”が増すことは避けられません

こんなときには抗菌スプレーをシュッっと一かけしておくことをおすすめします。

小さいスプレーボトルに入れればそれほど重くなりませんし、、、

登山でのマルチユーススプレー「ハッカ油」をつけるのも手です。

♠関連リンク♠

5.下山後の靴下:履くなら100均のものを

“靴下の2枚持ち”を進めてきたものの、最後に「もしもう1枚プラスしたくなったら」

100均のお手軽靴下がオススメです。

これは本当に下山して「地上に着いた時に履き替える用」です。

「予備用ショートも履き尽くしたし、裸足だとちょっとイヤだな」と言う人は

こちらの“100均の靴下”、これがわりと理想的

今や100均でショート靴下やフットカバーが買える時代

しかも性能はそんなに悪くないんです。必要十分。

高性能な靴下だとかえって厚手で重くなってしまいがち

なのでこの100均の靴下くらいがちょうどいいのです。

これを“最後の最後で履く”のが登山のシメ・帰り支度として良い感じです。

6. オススメの靴下2枚の組み合わせ例:行動用とリラックス用

登山用靴下は数あれど「具体的なオススメって何なの?」って気になるところだと思うので

私の考えるオススメ組み合わせを再度まとめます。

行動用としては

ダーンタフのこちらのモデル

出典:amazon

厚手で丈夫でメリノールで言うことない性能だと思います。

リラックス用としては

スマートウールのこちらのモデル

出典:ロストアロー オンラインストア

ショートでデザインもかっこいいので普段遣いにももってこいです。

その他モンベルの靴下もデザイン種類とも豊富なのでオススメです。日本のブランドなので我々の足形になっていることもオススメ理由一つです。

出典:モンベルホームページ

正直メリノウールの靴下は履き慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

なるべく日帰り登山や日常で履いておいて

“出てくる毛玉・毛くず”等に慣れておいた方が良いでしょう。

綿の靴下のように汗の吸収が良いわけではないので“さらさらして気持ち良い”わけにはいきません。

ですがやはり絶対的な性能のあるメリノールを外すわけにはいきませんからちょっと準備おくのがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は

「登山用靴下:登山で“必要な枚数”は2枚だけ!最悪これ以上持たなくても何とかなる」

についてご紹介しました。

登山用の靴下は

  • 山にはたくさん持っていくのはNG、必要な枚数は2枚
  • 厚手で丈夫、メリノウール製をチョイスする
  • 行動用とリラックス用の用途で使い分ける
  • オススメはダーンタフとスマートウールの靴下の組み合わせ
  • 下山した時のために100均靴下があってもよい

初心者であまり知識のない状態ですと、私もそうでしたが「靴下は何枚も持って行きたくなる」ものです。

登山をしても「靴下を替えない」なんてちょっと考えられないですよね?ですが慣れてくればこれが当たり前、むしろ靴下はなるべく減らしていくのが常識と言えるようになるでしょう。

そのためには素材のしっかりした靴下をチョイスすることです。何度も言うようですがここはケチってはいけませんよ。

登山用の靴下は靴と一体となって自分の足を支えてくれる大事なアイテムです。良いものを選んで良い登山を。


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