こんにちはおじさん少年です。
この記事では、「雨の日でも快適に自転車通勤・通学をするための”手袋”」について紹介します。
雨の日の自転車通勤・通学で雨のダメージを最も痛感するのが「手」だと思います。
雨で濡れると不快感高まるし、気温が下がると手が冷たくなってしまいますよね?
手袋への水の浸みこみはあらゆるところからやって来ます。
私の経験から申しますと完璧にシャットアウトは無理です。
そこで今回は発想を変えて防水をあきらめ
“濡れるけど冷たくならない”に方針を変更。
オススメは「ネオプレーンゴム素材のオートバイ用レイングローブを使うこと」です。
これで自転車通勤・通学中の不快な手の濡れをコスパ良く軽減できますよ。
雨の日の自転車通勤・通学を快適にバージョンアップしていきましょう。
1.自転車通勤・通学中の雨、結局、手袋で”手”の濡れは防げなかった、、、
自転車通勤・通学をしていて雨に降られることは、もちろんこれまで何回もありました。
防水性をうたった手袋をできるだけ試してきました。
使いやすさとコスパの両面を考えつつ。
結局のところ「完全に防水できるという手袋はない!」という結論に至ってしまいました。
仕方ないので「完全に濡れない」ということを諦めることにしました。
2.自転車通勤・通学中の雨、防水手袋でも浸みてしまう原因は何か?
まずはここ(下図)からちょっとずつ浸水することが原因です。
また手袋の構造は見ての通り五本指ありますからその分”縫い目”が凄まじく多くなります。
小さい面積に縫い目が密集すると水が浸透しやすくなってしまうのです。
防水性をアップするには”ミトン”のような単純構造の手袋にする必要があります。
しかし、自転車・通学を運転しているとなれば「シフトチェンジ」や「ブレーキ」など5本の指はそれぞれフル稼働になりますからミトンのような構造にしてしまっては安全性も損なわれます。
動きも複雑ですからね、袋状の単純構造の手袋では自転車なんてコントロールできません。
「じゃあ、食器洗い用のゴム手袋は?」
確かに防水性は超高いですが、ゴム手袋ってずっとはめていると気持ち悪いですよね。
手からの湿気を出さないからです。
防水性と透湿性は悲しいかな相反するもの、ゴム手は不向きです。
それに透湿性がないと何かの拍子で少しでも浸水してしまうと逆にその入った少量の水が手袋の中に滞在してしまいかえって不快になってしまいます。
またゴアテックス的な防水透湿素材は最初のうちはいいのですが劣化も早いです。
激しく使っているといつの間にか小さな穴が開いて浸水します。
「せっかく高い金払ったのにあんまりもたなかったな、、、」というトホホな状況になりかねません。
3.自転車通勤・通学中の雨から”手”を「守ろう」としても「かえって面倒」なだけ
ここでむしろ逆の発想します。
もはや雨の日は「手は濡れるもの」として開き直ってしまうということです。
気温が高い時期は手袋が濡れてしまったとしてもあきらめて、「まぁ、洗って干しておけばいいや」くらいのスタンスでいるようにしましょう。
素手で運転するのはちょっと危ないので、「手袋なし」は考えません。
問題は”気温が低い時”に濡れてしまうことをどうするかです。
濡れてしまったとしても手をあまり冷やさずにおくことはできないでしょうか。
4.”ネオプレーンゴム製手袋”で雨に濡れてしまうことを恐れない
ダイビングのウェットスーツ素材によく用いられる”ネオプレーンゴム”
このネオプレーンゴムは次のような特性を持っています。
水を吸い込み一旦は浸水する→素肌とネオプレーンゴムの間に薄い水の膜ができる→体温がそれを温める→冷たい水が入ってこないようにする
こうして温度を維持することができます。
むしろこの性能を利用した方が良いのかなーと思うようになりました。
もちろん、「さらさらで気持ちいい」ということはありません。
しかし雨に濡れている状態であっても温度を奪われにくいため「手が冷たい、風が手にしみる」という感じにはならないんです。
”浸水を防ぐこと”によりも”手を冷やさない”ことに労力を費やしたほうが雨の日の自転車通勤・通学のパフォーマンスも高くなりそうです。
試してはいませんが、
高い防水機能をもった”かなーり高価な防水手袋”ならば何とか手を濡らさずに使うことができるかもしれません。
しかし考えてもみてください。自転車用の手袋って結構「紛失しやすい」と思いませんか?
手袋って自転車降りた時に必ず脱ぎますよね、手に持っていたつもりが「パサっ」とよく落としてしまう、道端に落ちている軍手のように。
ネオプレーンゴムの手袋ならばそこそこ安価な値段で買うことができるのでなくしてしまってもそこまで落ち込む事はありません。コスパ良いです。
5.自転車通勤・通学の雨対策におススメは”オートバイ用の手袋”
先のネオプレーンゴム製の手袋の中でもオススメはオートバイ用の手袋の流用です。
やはりオートバイと自転車はバーハンドルを握ったりする姿勢が同じなので共用しやすいのです。
おまけにオートバイ用とあって丈夫に作られていますからハンドルとの摩擦にも強いです。
オートバイ用商品の中でも「コミネ」というブランドはコスパが良くてサイズも豊富です。
「コミネ ネオプレーン グローブ」と検索してみてください、イメージつかめます。
まとめ
いかがでしたか?今回は「雨の日でも快適に自転車通勤・通学をするための”手袋”」について紹介しました。
自転車通勤・通学での手の雨対策は
- 完全防水は不可能
- 完全防水はあきらめて手を冷やさないことに発想転換
- 濡れても冷たくないというネオプレーンゴム製の手袋が使用感良好
- ネオプレーンゴム製の手袋はオートバイ用を流用すると良い
- コミネのオートバイ用ネオプレーンゴム手袋がコスパも良い
手が濡れるというのは気持ち悪いですが、完全防水はなかなか実現できません。防水のハードルを少し下げて”濡れても冷たくなければ良し”とするのもありだと思いますよ。