こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「【ペグハンマー】は持っていかない? No! 登山テントと“セットで持参”がオススメ」
についてお伝えします。
ペグハンマー
持ち物から“削られる登山道具”として上位ですよね。
- 「あったらあったでいいけど結構邪魔だし、出番少ないから持っていかなくていいや」
- 「石で打てばいいや」
と考えている人も多いかと、、、
ハンマー好きのあの人からすれば非常に悲しいことでしょう。
出典:amazon
といいつつ、なるべくザックの重量を減らしたい登山ではペグハンマーは“邪魔くさい”こともありますが
ペグハンマーの有無で登山テント設営のパフォーマンスが格段に上がる!
これは紛れもない事実でしょう。
石でペグを打ったことありますけど
「手頃な石、全然ないし!」 「そんなデカい石でテント潰す気か?」
という感じでイヤな思いをしました。
また、思わずうまくペグが刺さらなくて「足で踏む」なんて言うのは言語道断です。
ペグが曲がって抜けなくなるし、後で使えなくなってしまいます。
こうしたストレスとはなるべくおさらばしたいもの。
こんな時に絶対にあったほうがいいのが
ペグハンマー(軽量)
出番は少ないかもしれませんが、山の厳しい状況下でもスムーズにペグ打ちが可能
ペグハンマーを使って登山テントを円滑に建てましょう。
絶対使うから、、、:石では足りない打撃力
山の天気は容赦ありません。雨や風の中でテント設営もしばしばです。
そんなときに“ペグ打ち”に苦労したことってありませんか?
別に雨が降ってなくても固い地面にペグが刺さらない場合って結構あります。
ハンマー代わりの石
“ペグハンマーは持たない人”も多いですけど、そんな人たちが進めるのが「ペグの石打ち」
確かに“細長くて、平らな面があって、、、”そうしたハンマー代わりの石があれば問題ないんですけど、私の経験上、テント設営の忙しいときに限って「ハンマー代わりになる石が見つからない」のです。
隣の人が使っていたり、、、
まあ、やり方次第なのでしょうけどやっぱりペグハンマーに勝るモノはないでしょうね。
強引にデカい石で叩いて
- ペグが曲った
- ペグが抜けなくなった
となれば後始末にもコストがかかります。たまに放置されたかわいそうな“迷惑ペグ”もテント場で見かけますよね。
用途「ペグを打つだけ」:それでも求むペグハンマーのレギュラー化
食べれば減る食料のように消費もされない、出番少ない、他のことに兼用できない
まるで高給取りの代打専門の野球選手みたいなペグハンマー
でも必ずあった方が良いですね。出番が来ればきっちり仕事してくれます。
やっぱりスタメンとしてはかかせないでしょう。
正直、あるのとないのとではテント設営のスピードできばえが全然違いますしね。
仲間内で行く場合は誰か一人持っていればいいので
とにかくペグハンマーの存在をお忘れなく。
どんなペグハンマーにするか、、、:素材の選択肢
登山用に使えるペグハンマーは軽量なモノに限られます。
一般的にペグハンマーといってもスノーピークのペグ“ソリッドステーク”を叩くための専用ハンマー
こんなの
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もあります。
カッコいいですね、先端の銅は交換可能。叩くほどに味が出てくるみたいです。
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しかし、こういったカッコいいハンマーは重いので登山には持って行けません。
そこで登山テント用として使えるペグハンマーを素材別にカテゴライズしてみました。
ちなみに
- 軽さ
- 打ちやすさ(打撃力)
- カッコ良さ
- 値段
の4つの項目を★3つで“勝手に”評価しています。
プラスチックペグハンマー
便利な“ペグの抜き付き”のプラスチック製のもの。とにかく軽量(140グラム)です。
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安い(600円くらい)。残念ながらおもちゃのような風体なのでダサさは群を抜いていますね。
軽量なので打撃力は弱いです。固い地面の場合はテコの原理で柄の端っこをもって叩くのが良いでしょう。
- 軽さ:★★★
- 打ちやすさ(打撃力):★
- カッコ良さ:★
- 値段:★★★
木製ペグハンマー(木槌)
プラよりもスタンダードな存在だった木槌。「ペグ打ちにはこれ」と言う人も多いのでは。
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ちょっと重い(400グラム程度)ですよね。その分打撃力は強め。
叩いたときの音がいい感じで木という自然素材のぬくもり感があります。
- 軽さ:★
- 打ちやすさ(打撃力):★★★
- カッコ良さ:★★
- 値段:★★
金属ペグハンマー
素材が金属ながらアルミやステンレスを使って軽量を実現している「msr」から発売されているこちらのモデル。以前はプラか木かの選択肢しかなかったのですが、こんなカッコいいハンマーが作られています。
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比較的軽量(312グラム)ゆえにプラほどではありませんが、打撃力はやや弱めです。
はっきり言って高い(4000円程度)ですが、ザックに外付けしても様になりますし“ペグハンマーのレギュラー化”はもってこいのアイテムですね。
- 軽さ:★★
- 打ちやすさ(打撃力):★★
- カッコ良さ:★★★
- 値段:★
オススメは軽さをとって
キャプテンスタッグのプラスチック製のこちら(便利なペグの抜き付き)
出典:amazon
軽さでまた勝るものはありません(140グラム)し、何しろこの“ペグ抜き”がそこそこ便利なんです。
ただこのペグハンマー、ちょっとシンプルすぎですよねぇ。
考えようによっては“ザックのアクセサリー”的な持ち方をするのはどうでしょう。
ザックにシャッと差していればちょっとしたアクセントになるかもです、、、
それでも何だかなあ。すると
- ステッカーでデコる
- 革ヒモでストラップをつける
- 色を塗る
などしてカスタマイズしてみるのも手ですね。
我らが鹿番長には申し訳ないのですが、少なくともちょい工夫して雰囲気高めた方が良さそうです。
パタゴニアやスノーピークなどのかっこいいブランドのステッカーは結構安値で手に入りますから、これらをピタリと貼ってしまいましょう。そうすればちょっと寂しかったペグハンマーも高級ブランド品のように見えるかも?です。
*ちなみにパタゴニアのステッカーは通販で買うと高いです。直営ショップでは100円~200円で売ってます。
そしてオススメなのが取っ手に装飾品をつけることです。オススメは“革ヒモ”。相性いいと思います。
山関係の軽いアクセサリーや小さいぬいぐるみなんかも吊しておけばペグハンマーを彩ってくれることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「【ペグハンマー】は持っていかない? No! 登山テントと“セットで持参”がオススメ」
についてご紹介しました。
ペグハンマーは
- テント設営のパフォーマンスを格段に上げてくれる
- 荷物のレギュラーとして持って行くべし
- 「ペグの石打ち」はストレスになりうる
- 素材としてプラスチック、木、金属製で軽量のものがある
- オススメは軽さを取ってキャプテンスタッグのプラスチックハンマー
人によっては登山の荷物から削除することも多いペグハンマーですが、ペグ打ちは登山テントを確実に地面に固定する重要な作業です。そのために欠かせないのがペグハンマーの存在。
ここはレギュラー荷物としてザックにくくりつけて、持っていきましょう。
登山テントのスムーズな設営・撤収に短い時間ですが絶対的な活躍をしてくれること間違いなしです。