・登山ノウハウ

【バイクツーリング】と【登山】:”クロスオーバー”なアクティビティー入門


こんにちはおじさん少年です。

この記事では

「【バイクツーリング】と【登山】は相性が良い

についてお伝えします。

都会では味わうことのできない爽快な風を感じつつバイクを走らせるバイクツーリング

きれいな景色を楽しみながらバイクを操作し、その土地の観光スポットや名物を味わう

バイクツーリングの楽しみと言えばこうしたことに尽きるでしょう。

峠を攻めたり(私は興味ないですが)スピードにかけている人なら運転していることで飽き足らないこともないでしょう。

しかし目的地を目指して“行ったり来たりのフツーのツーリング”

テントを乗せて遠くの地で“キャンプツーリング”をするにしても

ただ走るだけのバイクツーリングって

だんだん物足りなさが積もってきませんか?

バイクを走らせること自体が刺激的だったものの

人間は結構慣れてしまうもの

「どうせここに行くならこれもしたい、あれもしたい」

と言う気持ちになったのは私だけではないはず、、、

実は、バイクツーリングにプラスアルファのアクティビティーをつけ加えるとグッとツーリングに深みが増します。

中でも“登山”はバイクツーリングととても相性良し!

いわゆる“バイクと登山のクロスオーバーな楽しみ方”と言うわけです。

マンネリ化し始めたあなたのバイクツーリング

ツーリングの目的をたくさん持つことでもっと楽しみを広げてしまいましょう。

1.ただ走るだけになっていませんか?、、、:バイクツーリングのマンネリ化に悩む

かつてツーリングライダーだった私

休みがあればあちこちにバイク旅に出かけていました。

ただバイクに乗っていればそれで楽しかった、、、

のですがぁ

週末に行ける範囲のところは大体行ったし、長期の休暇で行きたいような場所は制覇してしまったかも

いつの間にか「ラーメンだけ食べて帰ろう」「一人アウトレット何回めだよ」みたいな味気ないツーリングが多くなってしまいました。

バイクの運転はむき身な分車より疲れますし、緊張します。

そうは言っても連れて行ってくれるのはエンジンくんなので、“自分の体を使っている感”小さいのも事実だと思います。

何回も同じような所に行くだけだと「休日を費やした充実感が薄く」なってしまうんですよね。

2. アクテビティをプラスする!、、、:クロスオーバーなツーリングとは?

キャンプツーリングが定番だった私ですが、キャンプとなると仕事の都合上週末では楽しめなかったのです(土曜出勤)。

ですからもっぱらキャンプツーリングは連休のみ

行きつけのキャンプ場も正直「またここね、、、」と行動パターンが一緒になってしまって、、、

「もう少し、ツーリングの楽しみを広げたい!」と考え始めました。

そんな時に目にしたバイク雑誌に

「クロスオーバーツーリング」なるワードが出現したのでした。

  • バイクツーリング+釣り
  • バイクツーリング+登山
  • バイクツーリング+カヤック

など私が大好きな

アウトドアアクティビティと組み合わせる

という特集が組んでありました。

考えなかったわけではありませんが、こうしたクロスオーバーツーリングを実践している人、オススメしている人が結構いることで

「ああ、ツーリングってこう楽しんでもいいんだ」と考えるようになりましたね。

ちなみに私が実践したのはキャンプをしつつバイクツーリング+登山、バイクツーリング+ダイビング

それからバイクツーリング+カヤックです。

バイク(主にSuzukiグラディウス)にはいろいろ背負ってもらいました。

3.登山はやりやすい、、、:クロスオーバーツーリングの入門には登山がオススメ

ツーリングにアクティビティをプラスするなら

バイクツーリング+登山

が手始めには向いています。

理由として

  • 必要な道具がかぶる
  • 山道が爽快
  • スポットが近郊、遠方と多数ある

などなど

ザックに入れる登山用テントやシュラフは登山のテント場だけでなく普通のキャンプ場でも使えますし、バーナーやコッヘルなども応用可能

登山テント泊の装備をザックに詰めて、バイクの荷台に載せる。

トレッキングブーツはライディングブーツも兼ねることができますから、ライダースジャケット(プロテクター入り)を羽織ってメットをかぶればOK

登山口は少なくとも山の中でまあまあの高所にありますから街中をストップアンドゴーで走るよりは絶対にスカッと走れるはず。バイクを駆るのも十分すぎるほど楽しめます。

現地でジャケットとメットを脱げば登山スタートです。

山中でテント泊するもよし、登山のスタート地点がキャンプ場になっていればそこを拠点にしてもいいですね。

ただし、バイクがスーパースポーツ等の超オンロードバイクだとちょっとしたダートがあった場合キツイかもです。

まあ、地図を見たりして下調べをしておけば大丈夫でしょう。

山から降りてきたらひとっ走りして温泉へ

あとは音楽を聴きながらダラダラ帰ればよし

こんな流れでしょうか。

4. バイクの場所に戻ってくる:条件はピストン・ループ

車と同じですが、バイクで登山に行くには「バイクの場所に戻ってくる」ことが条件としてあります。スタートとゴールを違う場所にすることができないので縦走なんかには向きませんね。

北海道ツーリングに登山を加えたのですが、スタートとゴールを同じにするのがちょっとネックだった時もありました。

登山コースは要検討ですね。

登山しているときはバイクは放置ですから、天候の悪化でバイクが倒れたりしても大丈夫なようにしておきましょう。

私は忘れ物のプロなので、バイクの鍵をつけたまま剣岳の早月尾根ピストン登山を決行しました。

バイクは無事でしたが、途中で思い出し、自分のアホな行いを心底恨みました(いくら山奥でも鍵ついたバイクは気になりまくりです)

この辺はぬかりなく!

5. じゃあ、どこに行こうか?:バイクツーリング+登山 オススメスポット

数多く行った【バイクツーリング+登山】中からいくつかご紹介します。

その1 西沢渓谷(日帰り)

山梨県にある紅葉や滝で有名なスポットです。

都心からも好アクセスな距離で日帰りが可能です。

駐車場からスタートして3時間程度で廻れるトレッキングコースがあり七ツ釜五段の滝など見所豊富

コース自体も登山とまでは行きませんが、沢沿いを歩いたり、まあまあの登りがあったりとバラエティ豊かです。

日帰りできるのでトレッキングデートにもグッド

近場には鰍沢温泉がありますから立ち寄り可能ですね。

その2 金峰山(山中泊キャンプ)

金峰山は山梨県にある2000mごえの人気の山です。

金峰山へのピストン登山の拠点となる富士見平小屋は駐車場からちょっと登れば着くので、初日はまずここにベースキャンプを整えます。

次の日は軽身で金峰山にアタック

撤収下山後は濃い金色の温泉が効きそうな「増富温泉(レアな泉質)」に寄って疲れを癒しましょう。

その3 蓮華温泉(温泉キャンプ)

長期休暇でのツーリングプランです。

まず標高mの野天風呂が点在する白馬岳蓮華温泉ロッジを目指しましょう。

かなりの標高高まで車道を登ります。天候が悪いと真っ白な世界となりますが舗装道路なので明るいうちなら問題なく走れます。

蓮華温泉キャンプ場でテント泊したら目指すはあの白馬岳

名だたる名山の一つです。

蓮華温泉をベースキャンプにすると白馬岳をピストン往復で7時間くらい

この辺りは山小屋も充実していますから白馬⇄蓮華だけでなくテントを担いで”白馬から先”を目指しても良いでしょう。

蓮華温泉はロッジでは洗い場ありの温泉を外には超ワイルドな野天風呂がありますから大冒険気分を味わえる充実したロングツーリングとなるでしょう。

ここでは紹介程度です。

何れにしても山と高原地図などをゲットして登山コースはしっかりと把握しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「【バイクツーリング】と【登山】は相性が良いについてご紹介しました。

バイクツーリングは

  • 走るのに慣れきってしまうとマンネリ化してしまう。
  • マンネリ解消にはアウトドアアクティビティと組み合わせるクロスオーバーツーリングがオススメ
  • バイクツーリング+登山は大変相性が良い
  • バイクツーリング+登山にオススメの場所は多数あり日数、難易度なども選択肢豊富

正直、若さから遠のくほど一人ツーリングって多くなると思います。

仲間で時間を合わせるのって難しいですしね。

でも一人ツーリング+カフェとか観光地とか温泉とかってあんまりやることなくて充実感減ってきちゃうんですよね。

そんな時にガツンと登山があれば体も使いますし、何しろ動かにゃ進みませんから一人でも弱盛り上がれます。

装備も流用できるし、交通費だけで出費もあまりない。

しかしながら別次元の非日常が味わえる。もしツーリングにマンネリ化するようなことがあったら登山などアウトドアアクティビティーを絡めたクロスオーバーツーリングを是非実行してみてください!

楽しみが広がること請け合いです。


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