こんにちはおじさん少年です。
でかくてごつい登山靴。
最近はライトなものも多いですが、少なくとも普段履いている靴よりも重くて大きいですよね?靴ひもも長い。
この靴ひも、登山で歩行中に結構よくほどけます。
ほどけないようにガチガチに結ぶのは手間だし、ところどころで脱いだり履いたりしようとすると靴ひもの扱いって本当にめんどうくさいですよね?
そこで今回は登山を経験すると多くなる”登山靴の厄介な状況”にフォーカスし
「せっかく履いたのに脱ぐのか、、」「早く、早く履かなきゃ、、」
を改善してくれるワンアイテムをご紹介します。
それはジョグシューでは定番の「結ばない靴ひも:キャタピラン」です。
出典:「キャタピラン公式通販」 ホームページ
このキャタピランを登山靴に応用して、めんどくさい靴ひも結びから解放されましょう。
「スムーズな脱ぎ履き」かつ「フィット感も良し」を提供してくれます。登山靴ひもの新定番になりえるかもです!
1.登山中に結構ある? 登山靴の”靴ひも”を「結ぶ・ほどく」シチュエーション
登山中歩いているとほどけてしまう登山靴の靴ひも、正直「ウザい」と思ったことありませんか?固く結んでもヒラヒラとほどけてしまったりします。
一方、登山の縦走なんかをするときに、テントや山小屋泊まるとなると「脱ぎ履きする」ことが少なからずあったりもします。
また、行きの電車や車中でずっとキッチリと履いているとすごくキュウクツな感じがして、「ちょっとひもを緩めたい」こともありますよね。
でも、登山靴の靴ひもを「結ぶ・ほどく」の動作は、めちゃめちゃ重労働な気がします。
「登山靴って靴ひも結ぶのめんどくさい!すぐ脱いだり履けたりできないんかい!」
と未だに進歩のない状況に怒り心頭になることも割と頻繁です。
「バックトゥザフューチャー2」のナイキの自動靴紐のように靴ひもが勝手にしまってくれればいいのですが、、
2.登山靴の靴ひも”あるある”、「ほどけ」「ゆるゆる」「あせあせ」
現実問題として相当厄介な登山靴の靴ひも問題。
私が考える「登山靴:靴ひもあるある」についてまとめてみました。
登山靴:靴ひも”ほどけ”
登山靴の靴ひもって歩いていると地面からの衝撃ですぐ”ほどける”んです。
どんなに強く結んだとしても「二重結び」などをしないとあっさりほどけます。そして「自分で自分の靴ひもを踏んで転ぶ」という恥ずかしい自爆シーンのもととなります。
ほどけないように結ぶと”逆に脱ぐ時”にちょっと大変になってしまう。
ですからガチガチに結べばいいというものではありません。
登山靴:靴ひも”ゆるゆる”
登山靴の靴ひもは、つま先の方から調節しながら”締め上げて”いかないとに全体がしっかりとフィットしません。
これを怠ってゆるーく靴ひもを結んでしまうと靴がぶかぶかになってしまい、ズルズルと下駄のような履き心地にになってしまいます。
これだともちろん登山のパフォーマンスは下がりますよね。
登山靴:靴ひも”あせあせ”
集団で山登りをするときに登山靴がほどけてしまうと非常に”焦る事態”に陥ってしまいます。
これがいちばん”あるある”だと思うんですが、、、
まず登山道を歩いている途中で靴ひもがほどけてしまう。
すると、他の人はどんどん先に行ってしまいますので「早く登山靴の靴ひもを結ばなければ!」と焦ります。ながーい靴ひもは焦れば焦るほどうまく結ぶことができません。
おまけにこういう状況で結んでも、追いつこうと走ったりするとすぐほどけてしまったりします。
とても悪循環。
単独であったとしても靴ひもがほどけるという想定外の行動に心を乱されてしまいます。
こんな感じの靴ひも問題も”二重結び”などのメジャーな「登山靴:靴ひもの結び方」をすれば、”ほどけない”ようにはできるものの
・登山靴の脱ぎ履きをスムーズにしたい
・フィットした状態を保ちたい
という要望と両立することはできません。
3.登山靴の靴ひもにジョグシューの新?定番”キャタピラン”を応用してみた
そこで私が注目したのはジョギングシューズ用”結ばない靴ひも”:「キャタピラン」という品物です。
こちらジョギングシューズではかなり定番となっていています。
靴ひもを”結ばないでもフィット”した状態で靴がはけるというので小学生から大人まで定番商品となっています。
言ってみれば「ヒモ靴のスリッポン化」を実現してくれます。
私も普段遣いのスニーカーはほとんどキャタピランに変更済みです。
デメリットとしては少しデザインがかっこ悪くなるところなんですが、カラーも豊富に揃っているしそんなに違和感なく活用することができます。
「ヒモを結ぶ」という行為から解放されるメリットの方がはるかに大きいですね。
はたしてこの”キャタピラン”が
「ごつい登山靴や登山というハードな路面状況に対応しきれるのか?」というのが疑問でしたが、、、
結果として「登山に十分耐えうる」ことがわかりました。
4.キャタピランを使って登山靴を”結びなしで履く”方法とは
写真は私の愛用の登山靴です。
ベースカラーに合わせて青にしました。キャタピランは様々なカラー、模様が用意されています。
長さは
- 50センチ
- 75センチ
の2種類、ローカットのトレランシューズなら50センチでもいけますね。
まず、キャタピランをヒモ穴に通す
キャタピランをヒモ穴に通します。
登山靴を履きながらキャタピランを通した方がフィット感も確認しつつ調整できるので良いでしょう。
「ダイヤル式靴紐かつハイカット」のような登山靴だと足全体を締め上げてしまうので、「足先を緩めつつ足首近くは締める」みたいな絶妙なフィット感がうまくできません。
キャタピランはもともと「マラソン狂の職場の人」から教わったアイテムで
彼は愛用のジョギングシューズのフィット感をキャタピランで調節していました。
こうした締め方ができるのもキャタピランの大メリットでしょう。
登山靴にキャタピラン:靴紐の末端処理はコードストッパーで
私の登山靴のように
最終的に靴紐を「フック状の金具に引っ掛ける → 靴紐を結ぶ」のように処理する場合
スニーカーのごとく「ヒモ穴に通しっぱなし」↓
という訳にはいかないですよね。
では登山靴の靴紐(キャタピラン)の末端処理をどうやったかといいますと、
このように”コードストッパー”というパーツ(登山用品店でも売っていますし通販でも買えます)これで先端をまとめておきます。
多くの登山靴は、靴ひもをヒモ穴に通し、フック金具に引っ掛けるようにして締めていきます。
キャタピランは伸縮性がありフック金具に引っ掛けることができます。
この状態で靴ひものテンション(張り)を保つことができますからゆるくなることはありません。
脱ぐときにはこのフックからキャタピランを外すだけでOKです。
コードストッパーなら靴紐の末端のまとめ具合を調節できます。
足のむくみ加減、靴下の厚さで加減が変わりますから昆布縛りよりもいいでしょう。
コードストッパーはキャタピランを2本通すのでちょっと大きめがグッドです。
こうした実験の結果から、これまでよりもはるかに短時間で登山靴の靴ひもを整えることができることがわかりました。
”ダイヤル式の靴ひも”など結び不要のものもありますが、キャタピランならヒモ穴に通す段階で”つま先の方を少し緩く”したり”くるぶしの方だけきつく”したりあると調節が容易です。
自分だけのフィット感を得ることができます。
これは大きな利点で、ダイヤル式のものだと足全体を一気に締め上げることになりますから足がぎゅっと縛られるようになってしまい、合わないとたいへんキュウクツになってしまいます。
はっきりってキャタピランの方が優秀です。
まとめ
いかがでしたか?今回は「めんどくさい登山靴の”靴ひも結び”から解放される方法」について紹介しました。
登山靴の靴ひもは
- ほどけやすい一方でほどけないようにすると登山靴を脱ぐのに一苦労
- ほどけると集団行動の時に焦ることになる
- 結ばない靴ひも「キャタピラン」に取り換え可能
- 「キャタピラン」に取り換えても登山は十分可能
- 「キャタピラン」に取り換えると登山靴の脱ぎ履きがスムーズな上フィット感も良好
超丈夫な登山靴の靴ひもをキャタピランに代替するのに抵抗もあるかと思いますが、キャタピランは保証が付くほど丈夫なものです。
ことあるごとに靴ひもを”蝶々結び”しなければならないのは地味に面倒です。このストレスから解放されれば、登山の楽しい時間がグッと増すことうけあいです。是非お試しください。