御蔵島:個人で手配するドルフィンスイムの手順とは
こんにちはおじさん少年です。
前回は「野生のイルカと泳ぎに御蔵島へ行こう」をテーマに“御蔵島へのアクセス方法”についてお話しました。
野生のイルカと泳ぎに御蔵島へ行ってみるかーっと思った方、思い立ったら行動に移してみることをオススメします。
ただし、御蔵島に渡ってドルフィンスイムをするには要注意すべき段取りがあるのです。
そこで、今回は「御蔵島でドルフィンスイムをするための具体的な手順」をご紹介します。
御蔵島上陸のきまり
詳細は観光案内ホームページや御蔵島村のホームページの方がよりわかりやすいのでそちらで確認していただきたいのですが、
御蔵島に渡るのに大切なこと、それは「宿の予約がないと上陸禁止」ということです。
ですからまず、「日程を決め、とにもかくにも宿泊場所を確保する」ことから始めます。
上陸できない場合もある
こちらのリンクをご覧ください。海(波)の状況によっては船がつかない日もあり、それが続く場合も有ります。こればかりは自然のなすことですから縁ですね。
特にシーズンはじめの3月頃や、台風がやってくると風が強くなったり、うねりが入るため欠航が続きます。
御蔵島でのドルフィンスイムに必要な日数
お仕事の都合などもありますから、旅行に使える日数はみなさん一人一人で違います。ただ、フェリーで行く場合、船中泊を含め“最低2泊3日”は欲しいところです。
船中泊1泊の1泊2日だとスイムは1回しかできませんし、島にいるよりも船に乗っている時間のが長くなってしまいます(とんぼ返り状態)。
例えば、フェリーで金曜の夜10時30分に出発した場合
金曜の夜 22:30 東京竹芝桟橋 出発 → 土曜の朝 05:55 御蔵島 着 → 土曜の夜 御蔵島 泊
→ 日曜の昼 12:40 御蔵島 発 → 日曜日の夜 19:50 東京竹芝桟橋 着
*この日程でドルフィンスイムは3回(カツカツに詰めて)できます。
ドルフィンスイムの時間割を参考にしていただいて日数を決めましょう。個人的には船中泊を含め3泊4日は確保したいですね。
御蔵島の宿 種類や施設
こちらのリンク(観光案内ホームページ)に一覧が並んでいます。まず、こちらをご覧ください。
御蔵島の宿は次のようなタイプがあります。
- 本土のようなホテルタイプ:御蔵荘のみがこのタイプ。大浴場があります。大浴場だけでも利用可です。
- 民宿タイプ:御蔵島の宿はほとんどこのタイプ。大きな一軒家の一室を間借りするような感じで宿泊します。
- バンガロー:キャンプ禁止の御蔵島ですが、このバンガローなら自炊・寝袋寝できます。コインシャワーもあります。
御蔵島でいちばんメジャーな民宿は、今時の言葉を使えば“和風シェアハウス”といった感じです。家用の風呂を共同で使います(誰かが使っていると待つ必要あり)。外シャワーがある民宿もあります。
買い出しってできるの?
また、御蔵島にはスーパーのようなものはありません。昔ながらの商店が2軒ほどあるだけで売り物も限られています。なのでビギナーの方は食事と浴場が整っているホテルや民宿が無難です。
現地で食べ物を十分に調達するのは難しいですし、コスパ的にも良くないですね(全てが島価格)。夏に大型のクーラーボックスに食料を入れて持ち込み、バンガローのバーベキュー場で焼き肉なんてとても楽しいですが、慣れて勝手がわかってからの方がよいでしょう。
民宿にもよりますが、共同の冷蔵庫がある場合が多いのでちょっとした食料は保管できます。
宿選び~アクセス方法のチョイスについて
御蔵島への旅では“宿泊場所”の確保が最優先事項となります。手順をおって説明していきますね。
ステップ1:ネットで宿を探す
まずはネットでどんな宿があるかを探しましょう。大まかな情報はこちらから得ます。この時点で宿の施設に関する質問事項を考えておくと後でスムーズです。
ステップ2:宿を予約する
船などのアクセス手段を押さえる前にやっておくべき予約がこちら。ネットで予約できる民宿もありますが、直接電話で予約するのがオススメです。
というは御蔵島は海の状況に応じて上陸できない場合も多々有ります。海の状況や施設のことは、宿の人と話して直接情報を収集する方が確実です。
- 施設に関する疑問点(風呂や食事)
- 最近の海の状況
- イルカ船の申し込み
これらのことをネットでやりとりするのはかえって面倒なので電話が手っ取り早いです。宿の人が出かけていると電話に誰も出ないことがあります。島の民宿では、よくあることなので時間を空けて何度でもトライしましょう。
ドルフィンスイムをするためのイルカ船は各宿で専属のようにあります。宿を予約する際にドルフィンスイムをしたい旨を伝えましょう。セットで予約が完了します。
ステップ3:島へのアクセス手段を予約する
宿の予約が完了したら、島へと行くためのアクセス手段を予約します。
八丈島をハシゴするなど大掛かりな島旅を考えている人以外は、東海汽船のフェリーを予約することになるでしょう。
♦東海汽船のフェリー予約について
東海汽船のフェリーはIDを作るとインターネットで予約が可能になる上インターネット割も適応されます。もっとも手軽な方法といえるでしょう。その他電話での普通の予約も可能です。
フェリーの費用を少しでも安く押さえたい方に株主優待を使った割引の受け方も紹介しています。
ドルフィンスイムをするには宿代の他にフェリー代とイルカ船代もかかります。すべてを合わせると結構な出費になるはずです。是非ご参考に。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「御蔵島でドルフィンスイムをするために必要な予約」についてご紹介しました。これで、御蔵島に出発する前に済ませておかなければらない予約事項が把握できたと思います。
- 日程を決める(2泊3日~)
- はじめに宿の予約をする
- 宿を抑えた後でフェリーなどアクセス手段を予約する
このような流れになりますね。
世界的にもこれほど野生のイルカが身近にある島はないと思います。それゆえ世界的にも人気は沸騰し始めています。宿の予約は夏などハイシーズンの場合は半年前から、それ以外の時期は少なくとも1ヶ月前から動き始めていた方が良いでしょう。
小さな島では収容できる人数も限られています。超大型宿泊施設がないのもイルカに刺激を与えすぎず共存できるラインを保つためとも考えらます。ゆとりを持って予約を入れるのがいいですね。