こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「御蔵島に歩き始めの小さい子供を連れて行き、ドルフィンスイムを行うことはできるのか?」
についてお伝えします。
内容が長くなってしまったので【第一部】と【第二部】に分けました。
今回は【第二部】です。
第一部では子連れで御蔵島行きを決心し、プランを練ったり、子連れの持ち物についてお話ししました。
引き続き第二部では
- 東海汽船、橘丸での状況はどうだったか?
- ドルフィンスイムツアーにどうやって参加したのか?
- 御蔵島ではどんな感じで過ごしていたのか?
などに焦点を当てつつ書いていこうと思います。
1.「ホントに行けるのか御蔵島!?」:第一関門の東海汽船
何はともあれ東海汽船の“橘丸”に乗らなければ御蔵島に行くことは不可能です。
2泊3日の旅行とは思えないほどの大量の荷物を持って竹芝桟橋まできました。
どれだけの量だったかというと“The NorthFaceのベースキャンプ”というダッフルバッグの
「95リットルと150リットル(超でかい)をダブル使い」という量でした。
出典:amazon
“マグナカート”という重い荷物でもオーケーのカートに乗せて運びましたが、船に乗り込む時にはカートはNG
激烈に重いダッフルをサンドイッチ状態で背負い乗り込みました。
出典:amazon
そのまま橘丸の荷物置き場に直行しました。
嫁さんは娘を抱っこ紐で抱っこしています。
寝ない我が子
うちの子は神経過敏な方で竹芝に22時前について乗船手続きをして、乗船までの間にも寝る気配がありませんでした。
こちらとしてはママの抱っこで眠りについて下船まで寝ていて欲しかったのですが、ママ抱っこも通じずでした。
この時点でママはストレスで眼球の毛細血管が切れました、、、
結局乗船後も寝ることはなく、我々の2等のザコ寝スペースには、御蔵島工事関連の人が1人入ってしまっていたのでご迷惑をおかけしました。
1歳児にして夜中の12時まで寝ませんでした。
こればかりはうちの子特有のことかもしれませんが(大概の子供は寝るはず)昼寝を短めにするなどしてとにかく寝てくれるようにあらかじめ工作するしかなさそうです。
下船も慌ただしく、荷物が重いのと寝不足でダメージが相当残りました。
まあ、この時期無事に下船できたのは相当ラッキーだったのですがね。
下船後は山じゅうの車にピックアップしてもらって民宿までたどり着きました。この時点ではまだ娘は抱っこで寝ていたと思います。
とりあえず午前のドルフィンスイムは諦めて家族3人で寝ました。
2.夫婦でドルフィンスイムのやり方:子供の世話を交互にするバトンタッチ戦法が得策
誰かドルフィンスイムをやらない人がいればその人に子供を預けるということも可能でしょうが、そりゃ無理ですからね。
ドルフィンスイムは夫婦交代で行います。やってない片方が子供と島の中で遊んだりしていました。
2泊3日でどれだけドルフィンスイムはできたのか?
2泊3日でドルフィンスイムに参加可能回数はマックスで5回、これを夫婦で分けるのです。
- 着岸後 午前の回:夫婦でリタイヤ(東海汽船での不眠による)→ 午後の回:パパ
- 次の日 午前の回:ママ → 午後の回:パパ
- 出発日 午前の回:ママリタイヤ
結局パパ2回、ママ1回となってしまいました。東海汽船でのダメージが大きかったので残念ながらリタイヤ数が多くなってしまいました。
子供のことは気がかりですが、せっかくなのでチャンスは活かすべきでしょう。もったいない。
風呂
ドルフィンスイム後には風呂に入りますよね。
1歳半の子供にとって風呂は1日の一大イベントでしたからまず家族3人がいっぺんに入れるようにしました。
空いていることをいいことに少し貸切状態にさせてもらったのです。こういうことは夏のピーク時で女性客が多い場合は難しいですよね。
パパかママか、午後のドルフィンスイムから帰ってきた人がまず入り、出たら続けて子供ともう一人が入る。出ている人が子供を受け取り部屋まで帰ってスキンケアや着替えをし、ドライヤー(うちの子は髪が多いので持参必須)をかける。
こんな感じで進めました。
子供の遊び場は?
御蔵島での子供との遊び場をご紹介します。
御蔵島には“稲根神社”という雰囲気の良い神社があります。
この稲根神社に隣接して“御蔵島保育園”があり、園庭に遊具があります。砂場等もあったかな、島の子供で賑わう公園ですね。
里からすぐに行けるので神社にお参りしつつ、遊具で遊ばせるのが鉄板かと思います。
バトンタッチしてドルフィンスイムに行ってない間はここら辺をウロウロして子供の気を紛らわしていました。
空き時間は散歩
最終日のドルフィンスイムを嫁さんがキャンセルしたので、船が到着するまで少しまとまった時間ができました。
こんな時にオススメのお散歩コースが「タンテイロの森」、関連リンクも是非ご覧ください。
♠関連リンク♠
3.引き上げだー:帰りの東海汽船はひたすら時間をつぶす
無事に東京行きの橘丸が御蔵島に着岸し、帰路につきました。
帰りは行きよりも気楽、と言いたいところですがひたすら時間を潰す必要が出てきます。
まあ、昼寝とかしてくれればいいのですが、あんまり寝ませんから何とか娘の相手をしなければなりません。
ポータブルDVDとか、映像アイテムがあれば少しは効果あったかもしれませんが、あいにく用意できなかったのでどうしようかと思案していたところ
「橘丸にはキッズのプレイルームがある」ことに気づきました。
これはありがたい。子持ちになって初めて気がつきました。
出典:東海汽船ホームページ
オモチャも設置してあったので、そこで遊んでました。個室ですから子供の好きなように遊ばせることができます。
もちろん他の子供の出入りもあるのでおもちゃの争奪戦や陣地争いなども起こり得るでしょうが、3月は空いていたのでそのようなトラブルはありませんでした。
まあ、子供の世界のことなので親があまり口出しできませんけどね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「御蔵島に歩き始めの小さい子供を連れて行き、ドルフィンスイムを行うことはできるのか?」の【第二部】
についてご紹介しました。
“子連れでドルフィンスイム ”は
- 行きの橘丸で“いかに子供を寝かせるか”がかなり重要
- 子供の世話を交互にするバトンタッチ戦法が得策
- 風呂は家族全員でいっぺんに済ます
- 子供の遊び場は稲根神社側の御蔵島保育園の遊具がオススメ
- 散策コースはタンテイロの森がオススメ
- 帰りの橘丸ではキッズプレイルームを利用すべし
“子連れで御蔵島”は前例の無さから躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、決して無謀な計画ではありません。
とはいっても、船旅、島旅は普通の旅行とは違うので考えている人はこの記事(第一部)と次の記事(第二部)を参考にしていただいて抜かりなく準備してください。
「子供が泳げるようになったら一緒に、、、」
確かにステキな状況ですが、ドルフィンスイムする海は生易しいものではありませんよね。
我が子にも修行を積ませないと「一緒に」には程遠い。
こちらもブランクが大きくなりすぎてしまいます。
ここは一つ
「とりあえず自分はちょい現役」を維持していきましょう。
大切な家族が増えても「イルカと泳ぐ日」が身近にあることを祈っております。