こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「御蔵島に歩き始めの小さい子供を連れて行き、ドルフィンスイムを行うことはできるのか?」
についてお伝えします。
内容が長くなってしまったので【第一部】と【第二部】に分けました。
今回は【第一部】です。
御蔵島でドルフィンスイムを続けてやってきた人、これから初めてチャレンジしてみたい人
そんなドルフィンスイム に関心が深い方でも
新しい家族ができたら
「残念ながら当分の間はドルフィンスイム はお預けだなー」
とあきらめモード(子供がいるのは嬉しい限りですが)になるでしょう。
まあ、御蔵島までの道のりは遠いですからね。長い船旅をどうやって乗り越えるのか、絶海の孤島御蔵島でどうやって過ごすのか不安になるのは当然です。
「ドルフィンスイムは自粛せざるを得ない」となるのがフツーかと、、、
そうは言ったものの
ドルフィンスイムをどうしてもあきらめられない人
もいると思います。
正直、子供が大きくなって御蔵島まで一緒に行ける日はかなり未来の話です(一緒に行ってくれるかも不明だし)。
そうなると
「実際、子連れで御蔵島ドルフィンスイムってできないのか?やったヤツらっているのか?」
そんな情報がほしくなりませんか?
安心してください。
私たち家族3人(当時娘は1歳半)は御蔵島に行ってドルフィンスイム をしてきました。
1歳半の子供でもがんばれば御蔵島に連れていくことは可能です。まあまあ疲れますが、、、
ですから、これまで続けてきたドルフィンスイム、人生観を変えるつもりで挑戦したいドルフィンスイムを断念しないでいただきたい。
御蔵島だって小さい子供がわんさと暮らす島ですからね、なせばなります。
1.私たちを結びつけてくれた御蔵島のイルカ達に会いたい…:“子連れで御蔵島行き”を決心
私たち夫婦は御蔵島のドルフィンスイムが縁で結婚したと言っても過言ではありません。
そんな御蔵島への思い入れが強い我が家でも、正直、
「娘が大きくなるまではイルカと泳ぐ日は遠いな」
と考えていました。
しかしながら、
首がすわって、歩けるようになって、1歳半ほどに成長した娘を見て、
「御蔵島、行けるんじゃね?」
という思いが脳裏をよぎったのでした。
幸いこのことに関しては嫁さんも乗り気
考えてみれば2年くらいは御蔵島のドルフィンスイムから遠ざかっていましたからね。
家族3人で力を合わせて御蔵島行きを決心したのでした。
たどり着くまでは困難の連続でしたが、何とか無事に帰ってこれました。
もちろんドルフィンスイムも夫婦交代でやりましたよ。以前のような回数を行うことはムリでしたけどイルカに会うこともできました。
娘には御蔵島やイルカのことは理解できないのはわかっているのですが、
あきらめてイルカと泳いだ日を遠い過去のことにしたくはなかったのです。
2. どうやった?1歳半の娘を連れて御蔵島へ…:実践レポート(持ち物・宿泊編)
それでは「子連れで御蔵島ドルフィンスイム 」をどんな感じで進めたのかレポートしていきたいと思います。
渡航日は3月の終わり
どうしてこの時期にしたかというと
- パパとママの仕事の都合
- 宿・イルカ船が空いていて余裕がある
- イルカがフレンドリーなので向こうから来てくれる率が高い(ブランクありなのでイルカ頼み)
などです。
3月は海峡が安定していないのでかなり“賭け”になりましたが、“御蔵島に上陸不可能”となった場合は八丈島からトンボ帰りを覚悟で臨みました。
やはりハイシーズンの慌ただしい雰囲気のドルフィンスイムにはついていけそうもなかったです。
オープンして間もないの空いているこの時期ならゆったりとことが運べました。
気候は運よく穏やかで(4月に近いほど落ち着く傾向)気温も本州よりもやや高めでした。
水温は低く厳しかったですが、イルカはこの時期特有のフレンドリーさを出してくれました。
♠関連リンク♠
泊まった場所
小さい子供を連れての宿泊がオーケーかどうかは必ず宿に確認しましょう。
出発直前には海峡状況も教えてもらいましょう。
3月は営業している宿が限られていました。
我々は民宿「山じゅう」に宿泊
ドルフィンスイマーは単独の人が2名ほどでイルカ船も空いていました。
注意 御蔵島の工事期間
3月は御蔵島の公共工事の時期に当たることが多く、住み込みで働きに来る人もいます。ドルフィンスイマーが少なくても宿がいっぱいになってしまうのです。
こればかりは仕方ないので、ガマンというか、娘の夜泣きやタバコの匂い、風呂のバッティングなどが問題点としてありました。
宿泊スケジュール
宿には2泊3日で滞在しました。
これくらいがちょうどいいかと思います。
娘(1歳半)の持ち物について
オムツ、着替え、幼児用食料など島の中ですぐに調達できないものは日数プラスアルファで持っていきましょう。
気を使ったのが食料です。娘は当時大人と同じものを食べることがまだできなかったので、日数分の専用食を冷凍し小型クーラーボックスに入れていきました。
普段食べているものが瓶詰めの離乳食だったり、レトルトのベビー食ならば一式持っていけば良いのでラクですね。
うちの子は手作り品しかほぼ食べない子だったので民宿に着いたらすぐに冷蔵庫に持参の食料を入れさせてもらいました。
大抵の民宿には冷蔵庫はあるはずです。
実はミルクも飲んでいたので哺乳瓶だの消毒用品だのも持ちましたね。
恐怖の夜泣きにはミルクしかお守りがなかったので十分な量が必要でした。お湯はポットが備えてあったはず。
こんな感じでほとんどが娘の荷物となり、スイムの道具も合わせて凄まじい量の荷物となりました。
まさに剛力伝でした。
【第一部】はここまで、続きは【第二部】にて。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「御蔵島に歩き始めの小さい子供を連れて行き、ドルフィンスイムを行うことはできるのか?」の【第一部】
についてご紹介しました。
“子連れでドルフィンスイム ”は
- あきらめずにチャレンジすれば可能
- 3月など空いている時期でないと実行困難
- 事前に子連れであることを宿に連絡、了解を得ておく
- 持ち物は多くなることを覚悟
- 御蔵島の工事期間は宿が混むことがあるので注意
- 子供の食料はすぐに調達できないので準備すべし
“子連れで御蔵島”は前例の無さから躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、決して無謀な計画ではありません。
とはいっても、船旅、島旅は普通の旅行とは違うので考えている人はこの記事(第一部)と次の記事(第二部)を参考にしていただいて抜かりなく準備してください。
「子供が小さいから」がドルフィンスイムの妨げの理由となってしまったら、子々孫々とイルカの素晴らしさを伝えることができません。
小さい我が子にはちょっと酷かもしれませんが、未来を見据え困難を乗り越えながらも是非イルカに会いに行きましょう。