こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「登山テント泊・山小屋泊での寝るときの服装 → ちゃんと着替えた方がよい」
についてお伝えしたいと思います
初めての登山テント泊・山小屋泊で「寝るときの“着るもの”ってどうするの?」
という人もいるかと、、、
山で寝泊まりの経験がなければ当然の疑問です。
その答えとして
「着替えなんてしないよ」
とか
「行動着で寝るのがフツー」
と返される方もいるかと思います。
私的には
まあ、パジャマは無理でも
「絶対に着替えたほうが良い!」
と主張します。
山を登ってきた行動着の装備をつけたままで寝るのは“ドラクエの勇者御一行”のごとく
ヨロイで寝るようなもの
疲れをとって回復を図る上で支障をきたします。
そんな時におすすめなのが
ユニクロ:ステテコとPatagonia:キャプリーンTシャツの組み合わせ
このアイテムたちは汎用性が高くリラックスウェアとしても優れたバランス力の持ち主
出典:UNIQLOホームページ
出典:Patagoniaホームページ
「わしゃ荷物減らしたいんじゃ、(行動着のままで寝るのは)仕方ないんじゃ」という訴えもあるかもですが、
“寝るときの服装を軽視”すると逆に疲れます。
ちゃんと準備してすっきりと朝を迎えましょう。
1.「おっさん・おばはんたちは雨具のまま寝てしまった!!」:山小屋で驚異の“ザコ寝”
とある登山で「山小屋泊が必須(○○フォレスト社の方針)だった」ので山小屋に素泊まりしました。
すると、だんだん悪天候に変わり山小屋に飛び込んでくる人たちも増えました。
山小屋の常識事項として
- 来た人は拒まない
- 収容人数は原則無制限
- 混んでいたら空いているところに寝る
が基本としてあります。
ですから“個人のスペース”は当然ながらありません。
そうすると「着替える」行為など後の後になってしまいます。
これはテント泊との大きな違いです。
山小屋に入ってくる団体の中で中高年の団体がありました。
まだ寝るには早い時間だったのですが、おっさん・おばはん連中は雑魚寝場所に着くなりザックをまくらに“雨具を付けたまま”寝始めました。
まあ、いいんですけどね…
「雨具くらいは取れよ…」と思った次第です。
疲れたのでしょう、「それすらもめんどくさい!」だったのかもしれません。
ただ、山登りというクエスト全体のことを考えると“いきなり寝ます”というのはねえ…
2.「ドラクエ宿屋の朝♪のように…」:シュラフで寝る → 体力のゲージを上げること
若さあふれる体力の持ち主だって「ただ寝ればいい」ってものじゃない
“就寝”も登山の立派なミッションです。
山歩きしてきた行動着は、どんなハイテク素材でできていても汗を吸収し汚れています。
寝る前に着替えましょう。
まず着替えないと気持ち悪いですし、ガマンが苦痛になりますよね。それに
- 着替えをすると気持ちがリラックスできる
- 着替えをすると眠りの質が上がる
などなど
就寝は、次の日の登山に向けた“体力ゲージの回復”という目的があるのでおろそかにはできないですよ。
もちろんローテーションで行動着と着回すのですが、濡れた服のままだと体に毒です。
着がえる前に“体を拭く”だけで全然違う
入院中に入浴ができない場合「清拭(せいしき)」という体を拭く作業で済ませる場合があるのですが、このように“体を拭く”だけでもリフレッシュがはかれます。
使い捨てのデオドラントペーパーを使ってフキフキしてあげましょう。
必要日数分をジップロックに小分けにして量を減らして持っていきます。
テントのようにプライベートスペースのとれない山小屋では難しいかもしれませんが、男子ならTシャツに手を突っ込んでなど工夫次第で可能
日焼け止めなどを放置しておくと肌荒れしますし、風呂には入れなくても清拭して汗を拭き取れば体力ゲージの回復幅も増大できます。
3.「パジャマはムリでしょ…」限られた荷物で何をもつ?:ユニクロのステテコとパタゴニアのキャプリーンTシャツがおすすめ
では寝るときに着るもの(寝間着)はどんなものがよいでしょう。
登山アイテムのポイントは
兼用
です。
例えば「雨で行動着がびしょ濡れになってしまった時に代替できる」もがベスト。
すると“着心地”と“ある程度の速乾性能”を兼ね備えたものがいいでしょう。
なので“綿100%で着心地抜群”のTシャツだといざという時に役不足
私のおすすめは
- 下がユニクロのステテコ
- 上はパタゴニアのキャプリーンTシャツ
です。
ステテコにするのは、このハーフ丈が寒すぎず案外動きやすくて便利。短パンにはない良さがあるのです。
出典:UNIQLOホームページ
シーズンで何回もモデルチェンジするので素材もいろいろ
速乾素材もあったはず。
キャプリーンTシャツはデイリーユースも主眼においたポリエステル混紡素材を使っています。なのでちょっと乾きやすいです。
出典:Patagoniaホームページ
化繊混紡素材のTシャツは綿100%のものよりも小さくたためるのもいいですよね。
使い込むほどになじむので肌触りもよくなってきますし、普段使いにもグッドなデザインですから
寝間着的にも使えますし、行動着の代替や下山後の着替えにも使えます。
もちろん同等なアイテムならなんでもオーケーですが、これをおすすめするのは
私がパタゴニアのファンだからです。
ご存じの方も多いかと思いますが、この会社、ポリシーが固まっていて面白いです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「登山テント泊・山小屋泊での寝るときの服装 → ちゃんと着替えた方がよい」
についてお伝えしました。
登山テント泊・山小屋泊での寝るときの服装は
- 絶対着替えた方が良い、行動着のままで寝るのはNG
- 眠りの質を上げるので体力の回復に大きく影響する
- 着替える前に体を拭くと効果増進
- おすすめアイテムはユニクロのステテコとパタゴニアのキャプリーンTシャツ
“就寝”も登山の立派なミッションです。
疲れていると「そのまま寝ちゃえ」の流れになりかねないですけど、がんばって着替えることをおすすめします。
リラックスすると山小屋やテント場での時間もすごく楽しめますし、登山中でも寝る時間てトータルでみるとすごく長いですからね。
ちょっと注意して「寝間着のプライオリティを高めにしてみる」のも良いかと思います。
持って行くアイテムに迷ったら本記事を参考に
自分にあった“登山用寝間着”を考えてみるのもおもしろいですよ。