こんにちは“おじさん少年”です。
カラファテのゲストハウスにてフランス人ライダーマーティンと出会い、世界各地を自由に旅する彼のスタイルに憧れを抱く私でした。今回もカラファテ滞在記の続きです。街からニメス湖へと散策に出かけました。
⭐パタゴニア旅行記 【その33】
カラファテには街から歩いて行ける距離にニメス湖という湖があります。地図では上がニメス湖、下がエルカラファテの街です。ちょっとした散策にはもってこいの場所です。
カラファテの街からニメス湖に行こう
ニメス湖:湖というよりは干潟といった趣。外周3キロほど、遊歩道が整備されている。1周の所要時間は1時間ほど。水鳥たちの絶好の餌場となっており年中さまざまな水鳥を観察できる。
カラファテの街をバスターミナルを背にして上の方へ上の方へ歩いて行くとニメス湖にたどり着きます。街からの所要時間は15~20分位です。
アルゼンチンはバーベキュー大国です
途中地元の民家を横目に見ながら歩いていくと、どこかの家の庭でファミリーがバーベキュー、といってもこんな感じ↓のをやっていました。
無邪気なちびっ子の前で、プレデターの獲物のごとく貼り付けにされ焼かれる羊肉、豪快です。子供たちはキャッキャはしゃいでました。
よくマンガなんかで豚の丸焼きなんかは目にしますけど、ファミリーレベルで本当の丸焼きやっているのを見るとさすが肉文化大国っていう感じです。
ニメス湖を散策しよう
やがてキラキラ光る水面が見えてきました。時間は夕方に近づきつつありましたが、晴れ渡った空に日暮れの予感など微塵も感じませんでした。
しかし、ニメス湖の遊歩道に入るにはゲートを通る必要がありますから、ゲートの開閉門時間は気にしておいてください。
ニメス湖入り口ゲート: 入場料:150ペソ(当時) 夏季開門時間 9:00~20:00
ニメス湖は湖というよりは干潟です。浅く水がたまっているので湿地帯の中を歩けるように遊歩道がしっかりと整備されています。
鮮やかピンクのチリフラミンゴを見たい!
様々な種類の野鳥が集まってくるみたいで、バードウォッチングにはもってこいの場所でしょう。私は鳥はあんまりよくわからないのですが、お目当ては決めておきました。鮮やかなピンク色のチリフラミンゴです。
干潟にフラミンゴが群れでいるときれいですよね。相当数の数がいればアフリカの大湿原のような光景になるのでしょうが、今回はポツポツいる程度、それでも水面にピンクの色がきれいに映えてました。
観測小屋なんかもあってファミリー観光客も結構いましたね。
このような感じで穏やかな風景の中のんびり散策できます。カラファテの街に来て、少し空き時間があったらニメス湖に足を伸ばしてみることをオススメします。
本日の夕飯はステーキにしよう
ニメス湖を後にして、カラファテの街へと戻ります。ニメス湖へ向かう途中で見たBBQを思いだし、「今日は肉にするか」と決めました。
と言っても、レストランで一人飯はしんどいし、アローンで入りやすいマックやその類いの店はカラファテにはなさそうです。歩き方を参照すると「ラ・フォンダ」なる店の説明に「ステーキがあってファーストフード的」なる記述があったのでそこに向かうことにしました。
入ってみると、、ファーストフードっていうより街の定食屋だったっす。店員はマック的なガールではなく、普通のオバハンでした。
「注文する」という名の関門
私は日本にいてもこの店員に注文するということが素晴らしく苦手です。
まず、声の周波数が周りの雑音と同化してしまうらしく、ノイズキャンセリングのごとく声が全く通りません。
ですから時に店員の視界に入るまで乗り込んでいったり
大きなジェスチャーをしてアピール(逆ににらまれる)など、店が忙しかったり店員のサービス精神が薄いと大変苦労します。
結局、コンビニなどがない外国では
となることが多くなってしまいます。
さて、ステーキのお味の方は
今回「ラ・フォンダ」は店が狭小のためなんとかオバハンの気をひくことに成功、ステーキを適当に注文しました。食肉大国ならちょっとした肉料理もうまいに違いない。苦労して注文、それを乗り越えてやってきたステーキ、見た目うまそうです。
・食レポ →「味薄いし 肉焼いただけじゃん」以上。
どうもタレという概念がないみたいです。はっきりいってイマイチでしたね。少なくともうまい塩を持って行くことをオススメします。無念。
カラファテでの一期一会
ゲストハウスに帰って明日のビッグアイスの事を準備していると部屋に日本人が来ました。JICAの仕事をしているそう。もう南米には慣れているようで、ボリビアで働いているとか、日本では山登りもしている若者でした。八ヶ岳の冬山を勧められました。「えー、大丈夫ですかねえ」といったところ、赤岳にも十分いけるとか。このときに後押しが効き、私は帰国後、冬の八ヶ岳に向かうことになるのでした。
カラファテ滞在中は旅の一期一会をいろいろ味わいました。当然だと思いますが、ここに集まってくる人はやっぱりアウトドア好きばかりですね。私はどんどん触発されるのでした。
次回はいよいよ氷河ツアー“ビッグアイス”に出発します。
to be continued↓