この記事では
「登山に”傘”は不要ではない!”傘”があると結構便利だよ」
についてお伝えします。
「登山に傘はいらないでしょ、ジャマになるからわざわざ持っていかないよ」と考えている人も多いかと、、、
「ジャマなアイテムは持ち物リストから削除する」は鉄則ですからね。
そうはいっても、実は登山で「傘があると助かるシーン」って結構あるんです。
雨具(レインウェア)はどんなにイケてる高性能なものでも“着るだけで”ブルーになります。
なるべく「雨具着たくない!」これが本音でしょう。
そんなときに“傘”があれば雨具の不快感をかなり軽減できるのです。
登山で傘はもはや必要アイテム、超軽量傘ならまったくジャマにならないので装備に加えるべき
ですね。
“傘”を装備リストに入れて
”雨具で全身ジトー”ってなるケースをなんとか回避していただきたい。
「あー、“傘”があってよかった」を実感してください。
1.「ぎゃあ、降ってきた」:登山の最中で傘の使えるシーンは結構多い
山の中とはいえ、日常と変わらず傘だけでしのげるケースってわりとあります。
強風がなく小雨な樹林帯なら傘で十分
樹林帯(林の中)なら木の葉っぱが雨をガードしてくれるので小雨となります。
こんな時は蒸し暑い雨具よりも傘をさしながら歩いた方が気分いいですね。
木がガードしてくれれば強風にあおられることもないですし、傘のアドバンテージが大きいです。
樹林帯を歩く時間が長いコースなら傘は必携。
テントからトイレへ、ちょっとした移動には傘
テントに入っていて「うわっ、トイレ行きたい」となったとき、びしょびしょの雨具を再度着ることほど残念な状況はないでしょう。
そんな時は“サッと傘をさして”トイレに行きましょう。
短時間・短距離の移動ならば傘の方が有利
スマホやGPSなど機械類を使うとき
便利グッズのスマホは山歩きでも活躍します。
しかしタッチパネルは水滴が当たっている状況では使えませんよね。
傘をさせば屋根ができるので落ち着いて操作できます。
2.「雨具着たくねー、、、」:こんな組み合わせもあり”雨具の蒸れ”から逃げる方法
雨具(レインウェア)を装着するタイミングって迷いますよね?
なるべく”着るタイミング”を延長しようとするのがフツーです。
まあ、原因は“蒸れ”に尽きると思いますが、“傘”を使ってなるべく蒸れを避ける”着方の組み合わせ”をご紹介します。
着方の組み合わせ:その1
・上:傘だけ+下:レインパンツ
下半身の雨は傘では防げないので、仕方ない、レインパンツは履きましょう。
上は雨具を付けず蒸れを避けます。
着方の組み合わせ:その2
・傘+雨具の上着(ファスナー全開)+レインパンツ
雨が横方向から来る場合は雨具の上着は着ざるを得ないですね。でもファスナー全開で蒸れを逃しましょう。かつフードは被りません。
この分を傘でガードするのです。
3.「この軽さ、傘なのか?、、、」:モンベルの超軽量傘「U.L.トレッキングアンブレラ」がおすすめ
“傘”って意外と登山で活躍できるとお話ししてきました。
私のおすすめの超軽量傘は
モンベルの超軽量傘「U.L.トレッキングアンブレラ」です。
出典:モンベルホームページ
重さは128g!
これなら苦になることはありません。
しかも普段使い、旅行携帯もオーケーです。鞄に入れておいて急な雨に対応できる優れもの。
このアイテムはいろいろな場所で高評価ですし、モンベルが自信を持ってリリースしているみたいですから有力候補ですね。
ただし軽いので存在感がありません。なくさないよう注意です。
4.「ブワサッっと持ってかれたー!、、、」傘の大敵は強風、こんなときは出番なし
よく“おちょこ”になったとか表現されますが(全然おもしろくないけど)、傘の大敵は強風です。
強風で内側からあおられると傘の骨ごと折られる可能性があります。
山の強風はハンパない!
山の稜線やハイマツ帯など強風であおられやすいところでの傘は自爆行為となります。もったいないのでしまいましょう。
樹林帯を抜けた開けた場所ではどうしても”雨と風がセット”ですので雨具のファスナーを閉めるしかなさそうですね。
余談ですけど
傘を“手で持つ”のって面倒ですよね。
でも傘の持ち手の角度は無意識で調整されています。我々は風に対して傘の向きをコントロールしています。
なので”傘のポールをザック等に固定するアイテム”を使ってもあんまり調子よくないかもしれません(そんなアイテムが発売されていますけど)。
風を受け続けるだけのストレスになりそう、、、
出典:Amazon
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「登山に”傘”は不要ではない!”傘”があると結構便利だよ」についてご紹介しました。
登山で傘は
- 必要アイテム、持って行った方がよい
- 樹林帯での歩行、短距離の移動、スマホのタッチパネルを使うときに便利
- 雨具と組み合わせて雨具の“蒸れ”を軽減可能
- モンベル「U.L.トレッキングアンブレラ」がおすすめ
- 強風であおられやすい場所では自爆するので使わない
私も「登山に傘は“いらない”と考えていた頃があった」のですが、最近の超軽量傘は重さを感じさせない上に丈夫ですからね。使わない手はないと思います。
登山で雨は避けられないもの、、、
雨具の代わりにはなりませんが、登山での“傘”は強力な助っ人アイテムになってくれること間違いなしです。