こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「2泊3日でドルフィンスイムとダイビングをやってのけるアイランドホッピング旅」
についてお伝えします。
6時間近く船に乗ってようやくたどり着いた御蔵島
ここでの海は東京からすぐに行ける海水浴場とは全く別物の海です。
野生のイルカが住んでいて、多くの魚が泳ぎ、ウミガメも常にいます。
「ボンベ背負って潜っていたい」
と思うかもしれませんが、御蔵島の海はダイビングは禁止
イルカとの適正な距離を保つため機材を装備しての潜水はやってはいけません。
でもせっかく長時間の船旅をしてきたのだからこの素晴らしい日本の海でダイビングもやってみたいですよね?
特にライセンスがある人は
「免許もあるし、せっかくキレイな海まで来たのだからもったいないなぁ」
と考えるのが当然かと、、、
そんな時には
アイランドホッピングがオススメ
御蔵島はダイビングは禁止ですが、お隣の三宅島・八丈島ではダイビングできるんです。
- ダイビング禁止の御蔵島ではドルフィンスイム
- 伊豆七島でも屈指の魚影をほこる八丈島ではダイビング
時間を合わせて船で移動すれば
“これら2つのアクティビティを一気に行う”ことも可能です。
所要日数は船中泊を除いて2泊3日~
「少し長めの休みがとれたのでドルフィンスイムだけでなくカツカツにスケジュールをつめてダイビングもしたい!」
という超アクティブに海を満喫したい人必見です。
1.「わりと長めの休みがとれそう…」:カツカツに動く充実プラン
私はダイビングも好きで100本くらいは潜ってます。
御蔵島のドルフィンスイムを何回も行ってふと思ったのです。
「お隣の八丈島は“ナズマド”という有名なスポットがあると聞く、ついでに行けるんじゃね?」と
八丈島は伊豆七島の中でも最南端にあるので海の質がかなりのもの
外国に行かなくてもいいし
「ドルフィンスイムもやってダイビングもできればトータルですごい旅になるぞ」
と意気込みました。
まず、御蔵島のような野生のイルカとほぼ確実に泳ぐことのできる場所は全世界でもそうそうありません。
それに加えダイビングの本数稼ぎ(当時はこれがドラクエの“経験値を稼ぐ”みたいなことだと思っていた)もできるし
「伊豆七島すげー、アイランドホッピング万歳」
などと一人で盛り上がっていたのです。
お金が比較的自由に使えるようになってこの“フルコミット癖”はしばらく抜けませんでした、、、
そうは言っても“野生のイルカとドルフィンスイムして透明度の高い海でダイビング”なんてクソ高い海外の高級リゾートでも叶わないことです。
泊まるところは民宿やキャンプですが、“海での経験”だけに目をやれば
これほどの贅沢はないと
いまだに思えます。
2.「どう計画するか…」:東海汽船の時刻表をみてスケジュールを練ろう
土日に加えて月曜日まで休みが取れたとしましょう。
ざっとモデルプランを提示してみますと
例えば、フェリーで金曜の夜10時30分に出発した場合
金曜の夜 22:30 東京竹芝桟橋 発 → 土曜の朝 05:55 御蔵島 着 → ドルフィンスイムに午前と午後の2ツアー参加 → 土曜の夜 御蔵島 泊
日曜の早朝 6:00 御蔵島 発 → 日曜日の午前 8:50 八丈島(底土港) 着 → 八丈島にてダイビング参加(マックス3本の潜水が可能) → 日曜の夜 八丈島 泊
*早朝に御蔵島から八丈島行きの船に乗る人は少ないですが、宿の人はキャッチで港に行くので港まで連れて行ってもらえます。
月曜の朝 9:40 八丈島 発 → 月曜日の夜 20:45 東京竹芝桟橋 着
実質最終日は船の中で過ごすだけとなってしまいますが、帰路のフェリーを飛行機に変えれば
1時間で東京に戻れますからね。
八丈島でダイビングを追加(飛行機搭乗条件に注意)でやったり、素潜りしたり(底土海水浴場で可能)、八丈富士に登ったり
さらなるアクティビティーを追加可能となります。
現在で
09:00 八丈島 発 → 09:55 羽田 着
14:10 八丈島 発 → 15:05 羽田 着
17:20 八丈島 発 → 18:20 羽田 着
帰路は3回の飛行機がありますから早めに東京に帰るもよし、夕方まで活動し続けるもよしです。
3.「ナズマドを潜ってみたい」: 八丈島で狙いのダイビングスポットはこれ一択だ!
そもそも御蔵島→八丈島というアイランドホッピングを思いついたのも「ナズマド」に潜りたくなったから
「狙い」と書きましたが、たぶん必ず連れて行ってくれます。
行ってみた感想は
「いや、よかったっす、極上の日本の海ですわ」
という感じです。
私は大物狙いのリゾートダイバーやってまして諸外国の南国の海ばかり潜っていました。
それはそれで満足だったのですが、「ナズマド」を潜って「日本の近場ってこんなに素晴らしかったのか、、、」と再認識したのです。
国内なら「沖縄離島か小笠原でないと」と自分で勝手に思い込んでいたところがあったので嬉しい誤算でした。
加えて「ナズマド」ほどの深度あるスポットに“ビーチエントリー”可能なことも魅力
つまりダイビングフィーがちょっと安い!
八丈島はビーチから即ドロップオフになっている場所が多いみたいです。
魚影も濃くて色とりどりの魚たちに会えました。
御蔵島に比べると魚の種類が豊富に見えます。
「大物は?」ですと?
前の日に御蔵島でイルカたちと泳いで来てるじゃないですか、小笠原諸島でも相当運を持ってないとこうはいきません。
ちなみに八丈島にもイルカが現れることもあるようです。おそらく御蔵島のイルカが遠征してきたのでしょう。
ジンベイザメが出たこともあるとか、八丈島の海も奥が深いですね。
4.「しかし先立つ物が…」:どこを変更するか、節約プランにするならこうだ!
いつの時も気になるのがお金の問題
当ブログの基本です。
「休みが取れるけどお金がね」という学生の方もいるでしょう。
そこで削れるところを削る節約プランも練ってみましょう。
その1)東京から御蔵島行き、八丈島から東京帰りの東海汽船は最安で行く
繁忙期を外して株主優待券使いで浮かせましょう。詳しくはこちら
♠関連リンク♠
その2)御蔵島ではバンガロー泊、ドルフィンスイム だけに金をかける
ドルフィンスイム 代はデフォルトですからそれ以外をケチります。詳しくはこちら
♠関連リンク♠
その3)八丈島では無料キャンプ場を利用せよ
私はダイビングショップのパックツアーを買ってしまったのですが、もし学生の頃だったらと考えますと
船の着く底土港から歩いていける底土野営場を利用します。詳細はリンクをたどって欲しのですが、とにかく無料とは思えないちゃんとしたキャンプ場です(別件で使ったことはあります)。シャワーあるし。
そして自炊、名物“くさや”とかはあきらめましょう。年取ってから食べればいいです。
これで相当浮くでしょう。
ダイビングは底土港近場のショップを選ぶのがよいでしょう。キャンプ場から店に直接出向いていけばいいのです。
その4)レンタル品をどうするか
ドルフィンスイム ・自炊・キャンプ・ダイビングを安く行うには“自前の道具”を揃えて何回も使ったほうが長い目で見ると安くなります。
このアイランドホッピングを安く抑えるの場合も自前の道具が欠かせません(可能な範囲で)。
問題は体積と重量
私の場合、ダイビングの重器材すら持参したいです。マスク・フィン・スノーケル・ウェットスーツはドルフィンスイム でも使いますからね。
BCジャケットとレギュレータくらいは持てるでしょう。
キャリアカートと大型ザックで“剛力伝”やるしかないですね。
幸い御蔵島ならイルカ船の車がバンガローまで連れて行ってくれますし、底土野営場は港から近いので深刻にならなくても平気なはず。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「2泊3日でドルフィンスイムとダイビングをやってのけるアイランドホッピング旅」
についてご紹介しました。
アイランドホッピング旅は
- 船中泊を除いて2泊3日から可能
- 御蔵島ではドルフィンスイム (2ツアー)八丈島ではダイビング(3本以上)を一気に楽しめる
- 八丈島で帰路に飛行機を使えば時間を稼げる
- 八丈島ではダイビングスポットのナズマドがイチオシ
- お金がない場合は節約プランを実行可能
考えてみるとドルフィンスイム にしろダイビングにしろアクティビティを行うのに“現場への移動時間”ってすごくコストがかかります。
アイランドホッピングを思いついたのもこのコストを減らしたいからです。
「また今度ね…」がいつ来るのか
そう考えると思い切ってフルコミットしてみるのもおもしろいと思います。同感な人は是非参考にしてください。
まあ、うちの嫁さんみたく「あくせく動くのやだ」という人にはオススメできませんが、若いうちなどガツガツ動けるときはやってみるのもアリだと思いますよ。