こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「御蔵島ドルフィンスイムの節約プラン:キャンプ禁止のこの島でできるだけ安く仕上げるには?」
についてお伝えします。
御蔵島でのドルフィンスイムはトータルすると結構お金かかりますよね?
贅沢しなくても島旅をすると何かとお金がかかるもの
御蔵島に行くとしてもドルフィンスイムにかかるお金の他に「移動+食事+宿(移食住)」とその他諸々の費用がかかります。
そうはいっても「お金がない」という理由だけでドルフィンスイムをあきらめるのは
はっきり言って「すごくもったいない!」です。
むしろ学生の時期など時間的に余裕があって、空いている時期を狙えるうちに行くべきです!
ドルフィンスイムを体験できればその後の人生観に影響するかも
だから優雅でリッチな島旅は“この際なし”にしてここに提唱する“節約プラン”を実行してみませんか?
不便でも“アドベンチャー”だと思えばガマンできますし、「これはこれで楽しいっす」と思えるはず。
もちろん仲間内でやってみても愉快な思い出がつくれることうけあい。
「お金がないから」と戸惑っていたドルフィンスイム体験を実現して、お金以上の価値ある時間を過ごしてください。
1.「一体いくらくらい?、、、」:ドルフィンスイムと御蔵島での移・食・住にかかるお金
まずドルフィンスイムをするにはイルカ船に乗らなくてはできません。
御蔵島で操業しているイルカ船のドルフィンスイム代は1ツアー7500円前後、ドルフィンスイムは一日2ツアーできるのでフルでやろうとすると1日に15000円ほどが飛びます。
このお金は外せないので”デフォルトで設定”しておいて
- ①「移」:移動(東京竹芝桟橋→御蔵島 往復船代)
- ②「食」:食事(宿では昼食がでません、自分で調達したり外食するのがフツー)
- ③「住」:宿泊は民宿が基本、野宿やキャンプは厳禁です。
の3つの観点で考えていきましょう。
2泊3日ドルフィンスイムを3ツアー参加した場合の目安ですが、
①の移動が東海汽船の2等客室を往復で7500*2=15000円(繁忙期除く*料金は変動するので東海汽船HPでご確認ください)
②の食事が民宿などに宿泊したとして昼代1500円前後が3回=4500円
③の宿泊代が8000円くらいの民宿に2泊で=16000円
①~③で35,500円くらい
ドルフィンスイムを3ツアー代がおよそ22,500円くらい
58000円にドルフィンスイムの道具レンタル代やお土産代などが加算されます。
まともにいくと2泊3日で6~7万諭吉が飛ぶと予想されますね。
2.「どんとこい”ちょい”ビンボー旅行、、、」:少しでも御蔵島への旅を安くする方法
ドルフィンスイムを目的にするのですからイルカ船のドルフィンスイム代は落とせませんよね。
そこで節約するポイントは次のようになります。確認していきましょう。
その1)「移」は東海汽船の「“繁忙期”外し」の「株主優待券使い」で節約
見出しがぐちゃぐちゃですいません。
まず東海汽船の料金はシーズンで変動します。
もちろん7,8月の夏休みシーズンがもっとも割高です。これを繁忙期といいます。
この時期を外すのが得策。
混む上に高いので節約には向かない時期です。
すると狙い目は6月や9,10月ですかね。
♠関連リンク♠
そしてさらに株主優待券をうまく併用するのが最も安くする方法ですね。
♠関連リンク♠
その2)「食」は自炊、外食は控えるしかない
御蔵島で外食できる場所は限られていますが、行く度に「あー、福丸商店のパスタが食べたい」とか楽しみでもあります。
しかし、「たらふく食べたい」となると外食はお金がかかります。
ここは必殺“自炊”、これしかない。
ガスカートリッジとバーナー持参でお湯は自力で沸かせるようにしないとなりませんが、お湯さえ沸かせればカップラーメンも作れますからなんとかなるでしょう。
後述するバンガローではバーベキュー用の釜がありますからがんばればバーベキュー可能です。
・「私だったらこうする」:御蔵島での自炊術
御蔵島をはじめとした伊豆七島の食料品価格は安くはないです。いわゆる島価格なので普通に定価販売です。
とくに御蔵島のような“~商店”しかないような小さい島だと売られているものも限られますね。
ジュース類は内地と同じような値段ですが、生鮮食品や主食品類は旅人だと手に入りにくいですから自炊分を持って行くのが無難です。
例えばラーメンだけだとツラいので、乾麺のパスタやそば、レトルトのソース、サトウのごはん、ウィンナーやチーズなどは自炊しやすいですよね。
最近のクーラーボックスは3日キープ可能ですから生鮮食品も持って行けます。
仲間内で焼き肉用の大きめパック肉を持って行けば豪華バーベキューもできます(バンガロー泊の場合)。
要は“キャンプ飯”にすれば外食代が浮くわけです。
私も節約プランの場合は、こうした食料を持参して御蔵島を訪れていました。いやー重かった。
嫁さんと行くようになってから節約プランは一度だけで却下となりました…
・こんなこともあった
節約プランでしたから荷物満載で御蔵島に向かいました。
しかし、着いた途端海がかなり荒れ出し、1回スイムしてとんぼ返りになるという…
「このバーベキュー肉どうしてくれるんじゃ!御蔵島の人たちに配りたいわっ!」
とストⅡ(スーファミ)のベガのごとく怒りのセリフを叫ぶほど
自然の洗礼を味わったことがあります。
その3)「住」はバンガロー一択、キャンプは禁止です
御蔵島では野宿やテント泊はできないので最も安く宿泊するならバンガローしかありません。
こちらから予約しましょう。
出典:みくらしま観光案内所ホームページ
最安のバンガローは一泊2000円、食費のことを考えても標準的な民宿より5000円くらい浮かせることができると思います。
もちろん最盛期の頃は埋まっていますし、そうでない時期でも早めの予約を心がけましょう。
御蔵島では何にせよ宿とイルカ船の予約が最優先なのです。
バンガロー宿泊にはマットや寝袋などのキャンプ用品が必要になります。
登山の装備など手持ちのものがある人は有利ですね。レンタル品もありますからあまりにも荷物がかさばって限界だったり、忘れ物をしたら観光案内所で借りましょう。鍋なんかは借りた方がよさそう。
・快適か?
テントに寝泊まりすることに慣れている人は全く不都合なく過ごせるでしょうが、そういった状況にあまりにも慣れてない人は経験値のある人と一緒に行った方がベターです。
出典:みくらしま観光案内所ホームページ
・風呂は?
コインシャワーあります。
1分100円なので結構ハードです。
100円は東海汽船の中の両替機を使ってたくさん作っておきましょう。
・スマホは使えるの?
もちろんWi-Fiはありませんが4G回線飛んでます。スマホは使えます。
まとめると
「移・食・住」すべてに共通して、「安く済ませたい」のなら「混んでない時期に行く」のが大事
といえますね。
島の稼ぎ時は夏で、冬はドルフィンスイムもクローズですから夏の時期に高くなるのは当たり前
ここを外した方がイルカたちも元気ですし節約プランもうまくはまるはずです。
3.「総重量は何キロか、、、」:量の持ち込み物をどうするか
節約プランでいこうとするとどうしても持参物が多くなってしまいます。
- ドルフィンスイムの道具
- 食料
- バンガロー泊に使うキャンプ道具
私は登山のザックにドルフィンスイムの道具やキャンプ品を詰めて
“コールマンのホイールクーラー”という車輪付きのクーラーボックスに食料を詰め込み
出典:amazon
ザックに入りきらないものはその上にくくりつけました。
「夜逃げか?」と思われるくらい大量の荷物になってしまいましたが、まあなんとかなるレベルです。
ただ東海汽船では荷物を“台車”はNG
「4輪はダメです」と言われました。
2輪のキャリアカートなら大丈夫です。
生鮮食品を諦めればクーラーボックスもいりませんから(当時はバーベキューにこだわっていた)コンテナ型の大型バッグなどに荷物をガンガン詰めてキャリアカートで運ぶのもアリですね。
竹芝桟橋まで行くときの都内の電車移動の方が大変でした、、、
まとめ
今回は
「御蔵島ドルフィンスイムの節約プラン:キャンプ禁止のこの島でできるだけ安く仕上げるには?」
をテーマにお伝えしました。
御蔵島で超節約プランは
- 移動について:東海汽船の繁忙期を外して株主優待券で安くするべし
- 食事について:外食ではなく自炊すべし
- 宿泊について:バンガローを予約すべし
- 必要なものを持参してまかなうようにすべし
こうしたことを軸に考えていくとよいでしょう。
まあお金のことは気にしたくないですが、こればかりは気にするなというのは不可能なこと。
節約プランといっても、“より御蔵島の島の雰囲気や自然を感じられるプラン”だととらえれば余裕で楽しめるはずです。むしろ楽しい。
海でイルカたちに会えれば多少の不自由など気になるレベルではなくなります。
学生の方たちなど自由に使えるお金がまだ少ない人は是非参考にして御蔵島に旅立ってください。