こんにちはおじさん少年です。
今回は南米パタゴニア・エルカラファテ発 氷河観光の現地ツアーについてご紹介します
映画タイタニックでも物語の原因となった氷河、テレビで見たことのあるあのバカでかい氷の塊が南米パタゴニアには存在します。
ビルのよりも高い氷の壁、一生に一度でいいから肉眼で見てみたいと思いませんか?
そこでエルカラファテの街から出発する一番人気“ペリトモレノ氷河”への行き方、氷上を歩くトレッキングの現地ツアーの内容についてお話します。
ペリトモレノ氷河観光は現地ツアーに参加するのが最も効率的です
この現地ツアーに参加すれば、1日でこれまで持っていた氷河欲については全て満たされることになるでしょう。
ロケーションについて
パタゴニア氷河観光ツアーでよく耳にする地名、それらの位置関係を簡単な地図にまとめてみました。
- 地名用語:エルカラファテ、ロス・グラシアレス国立公園、ペリトモレノ氷河
- 位置関係はこちら(左下が氷河、右上がエルカラファテの街、地図の左半分くらいがロスグラシアレス国立公園エリアです)
- 現地ツアーはエルカラファテの街を出発して氷河に到着する日帰りツアーです。
- 現地ツアーは、エルカラファテの街のメインストリートに数軒あるツアー会社で予約します。
ベースとなる街 エルカラファテについて
どんな街
アルゼンチン側パタゴニアの玄関口となる雰囲気の良いキレイな街です。日本で言えばロッジが並ぶ高原の街みたいな感じ、治安とても良し。
パタゴニア観光の最盛期には世界中から旅人が訪れるので大変混雑します。
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散策に出かけるなら
ちなみに街のはずれの方には歩いて行ける“ニメス湖”というちょっと大きめの湖があります。
もし時間があればここまで歩いて行って散策およびピンクフラミンゴなどの野鳥観察も楽しめます。
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ペリトモレノ氷河に行く方法
氷河に行く方法はレンタカーもありますが、基本的にはバスで移動です。
バスはトレッキングもするツアーバス、「展望台で見るだけでいいや」という人やキャンプして滞在する人向けに街と氷河展望台を往復するだけのバスもあります。
個人的には遠足チックになる現地ツアーは正直イヤだったのですが、ガイドなしで氷河を楽しむのはきついです。ここは氷河トレッキングもできる現地ツアー一択です。
氷河観光ツアーについて
日本の旅行会社が催行しているパタゴニア氷河トレッキングのツアーも存在します。つまりパッケージツアーですね。
ただし、日本の会社が斡旋するものですからその分手数料も込み込みで、確実にお金がかかるでしょう。
現地ツアーでもはっきり言って割高です。観光客の足もと見てます。ロングバージョンで約3万5千円くらい。ショートバージョンでも2万円くらい(時価)。
ロングなら日帰りのトレッキングツアーで4万近く出すことになりますからめちゃめちゃ出費ですよね。
お金に余裕がある人なら安心感のある日本の旅行会社に頼むという手もありますが、パタゴニアまで行って氷河だけが目的という人も少ないと思います。
いろいろ周遊することを考えると、やはり現地で予約した方がパタゴニアを存分に楽しめます。
氷河観光ツアー(現地ツアー)とは
どんなのがあるの?
エルカラファテの街にある旅行会社が主催している氷河トレッキングツアーには次の種類があります。
・ミニトレッキング(ショートバージョン)
・ビッグアイス(ロングバージョン)
どちらが良いかは悩むところですが 真っ白な氷の世界に浸ってみたいという人は絶対にビックアイスがおすすめ。
もちろんミニトレッキングでも氷河のパノラマビューを存分に楽しむことはできます。「こっちにして損した~」ということはまずありません。
予約・申し込みはどうするの?
メインストリートにある旅行代理店(Hielo & Aventura社、Cul tur社、Chalten Travel社)などで申し込むだけです。現地ツアーの予約は別に難しくありませんよ。
ただし!繁忙期のビッグアイスは混みます。
ビッグアイスは旅行会社の窓口が違うだけで一括で主催しているのは(Hielo & Aventura社)だけみたいです。なので満員になったらどこの旅行会社に行っても満員と言われてしまいます。
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氷河観光ツアーの装備・服装について
足もとは?
まず履いていく靴。ペリトモレノ氷河の展望台に行くだけならスニーカー程度で十分ですが、氷河トレッキングをするとなると防水のトレッキングシューズでないとキツいですね。
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服装は?
氷河の周りは寒いです。氷の塊ですから当たり前なんですけど、、、風が吹いてくるとかなりの冷風が当たります。
エルカラファテの街は涼しい高原程度の気候なのですが、氷河の周りに行くと冬の装備が必要です。
防風できるジャケット、氷河の上に腰掛けることも考えてタイツ等をズボンの下に履いておいた方が無難です。
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ちなみにですがビッグアイズのツアーではランチを氷河の上で食べることになります。
もちろんイスなどはないのでお尻に水が染みてこないように“山用の軽量座布団”を持っていくことをオススメします。
出典:amazon
フィッツロイ山やパイネ公園でのトレッキングでも軽量座布団は使えますから無駄にはならないですよ。
もう一つ重要なもの。日がさすと雪や氷の照り返しは凄まじいものとなります。サングラスは必携です。
忘れたらエルカラファテの街で買っておきましょう。
氷河観光ツアーの流れ(ビッグアイス)
宿にピックアップの中型バスが来ます
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大型バスにみんな乗り換えます
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ロス・グラシアレス国立公園エリアに入ります
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入場料(要現金 500ペソくらい?)をバス内で集金されます
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ペリトモレノ氷河前に到着 展望台でしばらくウロウロします
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バスで船着き場へ
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船で湖を渡り氷河の上に続く道の入り口へ
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氷河の縁まで歩きます
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クランポン(アイゼン)を付けてもらいます
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氷河上をトレッキング
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持参のランチ
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元の位置まで戻り船着き場へ
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船に乗ったら湖を氷河クルーズ(氷河割ウイスキー)
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バスに乗りエルカラファテに戻ります
氷河ツアーの体験を綴った旅行記はこちら
- エルカラファテから出発して氷河トレッキングを始めるまでの旅行記はこちら
♠関連リンク♠
- 氷河トレッキングについて私の体験談を記した旅行記はこちらです
♠関連リンク♠
- エルカラファテの町でのちょっとしたハプニングなど後日談はこちらです
♠関連リンク♠
まとめ
いかがでしたか南米パタゴニア・エルカラファテから出発する氷河観光の現地ツアーをご紹介しました 。
まとめると
- エルカラファテに着いたら早速 氷河観光ツアーを予約
- ツアーの予約はメインストリートに数軒ある旅行会社で可能
- 氷河を存分に楽しみたいならばビッグアイスがおすすめ
- 氷河トレッキングをする場合は防水・防風の靴と服が必要
パタゴニアでは氷河観光に関する値段は年々高くなっています。変動がかなり激しいのでガイドブック等に記載されている値段よりも高くなるものだと思っていた方が良いでしょう。
圧巻のペリトモレノ氷河はパタゴニア観光では絶対に外せないポイントです。
氷河はとにかくファーストインプレッション命!ずっと見てると慣れてしまいます。なので日帰りツアーでも一生分の思い出作れますよ。これからパタゴニアで氷河を見ようと思っている方、是非参考にしてください。