こんにちはおじさん少年です。
この記事では
「“バックパックキャンプ”ってどう?楽しみ方とオススメの基本装備をご紹介!」
についてお伝えします。
ひとえに「キャンプ」と聞くと
多くの人が“ファミリーキャンプ(オートキャンプ)”
その一方で、「ゆるキャン」などのマンガの影響もあってか
「バックパックキャンプ」と呼ばれる手法を用いた
「最低催行人数1名」の“ソロキャンプ”
バックパックキャンプはキャンプに伴う宿泊セット一式を大型リュックに詰め込み
“1人でも行動できる”
というものです。
一昔前の学生時代なんかは
「キャンプは大勢の仲間と行かなきゃダメ」というのがベースで
「なんとか盛り上がらなければ、、、」と内心考えていました(
でも“仲間と集ってキャンプ”は
それで楽しいのですが、
人が多くなって同じ場所で寝るとなると
いくつになっても「日程調整」や「メシ・風呂・
めんどくさいことも浮上してきます。
これはこれで結構ツラいものですよね。
バックパックキャンプなら
- 単独で身軽に行動できる
- 場合によってはキャンプ場で仲間と交流
- みんなで食事をした後プラ
イベート感のあるテントの中で休む
などグッドなキャンプ感をあわせ持っています。
ソロでも完結できるバックパックキャンプの概念があれば、
人数調整や荷物分担など厄介なことで手間をかける必要はありませ
思い立ったらすぐ行動行できる実戦派キャンパーになることもでき
“キャンプの闇練”のような形で回数をこなし
経験値を上げることもできます。
バックパックキャンプのベースをマスターして
ソロキャンプでもマスキャンプ(多人数)
バックパックキャンプの立ち位置とは
キャンプと聞くと河原や高原で家族や大勢の仲間とワイワイガヤガ
オートキャンプを想像しがちです。
車にはたくさんの荷物集めますからね。
車に机や椅子、
車から荷物を下ろしてみんなで設営、
いわゆる典型的なキャンプの姿でしょう。
基本、テント設営はパパの仕事だったり食事はママの担当だったり
役割分担してキャンプを進めていきます。
その一方で“バックパックキャンプ”は
自分が背負うバックパック(ザック)の中にテント一式
それから宿泊に備えた様々な道具、
最悪「徒歩」でも移動できる
そんな感じにコンパクトにまとめた「単独行動主体のテント泊」
必要な荷物をバックパックに詰め込んで
1人でキャンプ場に向かい、1人でキャンプをし、
これら一連の行動がバックパック1つで完結する
このような形のキャンプをバックパックキャンプと呼んでいます。
バックパックを背負って歩ければ
キャンプ場にたどり着くための交通機関は様々なものを使うことが
自由度の高さは群を抜いており、
想像力を駆使すれば
ドラクエやFFの“フィールド散策”
単独“登山”
最近では山に登らずとも「自然と孤独を楽しみたい」
バックパックキャンプの手順でソロキャンを楽しむ人も多くなって
バックパックキャンプのメリットとは
バックパックキャンプは
バックパック、つまり大きめのリュックに必要な荷物を収納し、
まず、そのメリットとして
- 行動が早い
ことが挙げられます。
例えばファミリーキャンプなどのオートキャンプでは
様々なアイテムを広げて充実した居住スペースを確保します。
もちろんそれも目的の一つですから良いのですが、
リッチな半面、その場から動けなくなってしまいます。
一方、バックパックキャンプでは
「設営・撤収もコンパクトでなるべく時短をよし」とします。
また身軽に動けるため、いろんな場所にテント張っては移動、
例えば
広大な北海道にいくつもある素敵なキャンプ場を
徒歩やあるいは自転車といった遅いけど移動できる手段で
転々と移動していくような放浪の旅もできます。
状況に応じてレンタカーや電車を使って一気に距離を縮めることも
キャンプ場に拘束もなければ長居するのも自由意思というわけです
島や海外、キャンプできる場所ならどこでも
それから面白いのが島旅や海外でのキャンプでしょう。
島旅ではバックパックを背負ってフェリーに乗り込み
東京竹芝桟橋からなら伊豆七島を目指せます。
島にある海が見える風光明媚なキャンプ場を楽しみつつ
島の山に登ったり温泉に入ったり
様々なアクティビティーを楽しむことができます。
またバックパックは飛行機に乗せることも可能(ただし燃料やナイフなどの刃物の持ち込みには要注意)
海外にもマレーシアのジャングル内やアルゼンチン・チリのパタゴニアなどキャンプ場は
このような場所では日本で味わえないようなキャンプも堪能できる
このようにザックにいわゆる野宿セット一式を収め
歩き回ることができるバックパックキャンプは
考えれば考えるほどいろんな可能性を秘めているのです。
バックパックキャンプとアウトドア・アクティビテイー
次に考えられるバックパックキャンプの応用範囲が
他のアクティビティーと組み合わせたクロスオーバーな冒険です。
自分の足で移動と言いましたが、
例えばバックパックを背負って自転車に乗れば
それが電動ママチャリでもそのまま自転車旅行が可能になりますし
バックパックをカヤックにのせれば川下りの旅が実現します。
もちろんバイクでも車でも移動手段にエンジンを組み合わせ
移動途中のグルメや風景を楽しむツーリングキャンプもいいですね
こちらの記事でも紹介している↓
♠関連リンク♠
登山だけでなく、
バックパックキャンプをいろいろなアウトドアクティビティーと組
幸いなことにアウトドアクティビティーとキャンプ場は近くにある
バックパック+
バックパックキャンプ:必須装備の概要
バックパックキャンプをする上でこの「装備の概要」
何しろ背負うバックパック(ザック)
アイテムそれぞれ“コンパクトさ”それから“軽量性”
そのいくつかを紹介しておきましょう。
とりあえず「何があればいいの?」
バックパック(ザック)
バックパックには収納容積があります。
- 大きな物では70から80リットル
- 中間サイズが30から40リットル
- 小さなものでは15から20リットル
といったところでしょう。
バックパックキャンプでは
“荷物の大きさと重量”は行動力に直結するものですから
当然のことながら「大きくて重いもの」
昔は、かなり大型のザックに「荷物をできる限り詰め込む」
アメリカ人は「日常を外に持ち出す」がベースで、「
確かにアメリカンバックパッカーと言えば“ドデカザック”
今思うと「“ねずこ”でも背負っているんじゃないの?」
対照的な「ファストパッキング」
一方、日本人的業物で勝負する我々は、
“コンパクトで軽量なもの”を使って、
何はともあれアイテム類の大半を収納するザックは
「めちゃくちゃ大きくなくてもそこそこ収容力あり、
という難しい選択が求められます。
私がオススメするのはこの記事↓でも推奨しているオスプレーの「
♠関連リンク♠
こちらのモデルは定評ある“オスプレー”ブランドの中でも
収納力もさることながらザック自体の重さがが1キロ以下という軽
かといって登山にも対応できるほどに頑丈さは折り紙付きです(
容量が45リットルと言う絶妙なラインで
これ以上大きいと「収納したくなる荷物」が増えてしまい、
「大は小も兼ねる」とはよく言ったものですが、
バックパックキャンプの場合、ザックが大きくなると「
人は「空間を埋めたくなる」ので軽量・
テント
キャンプをするならばもちろんテントは欠かせません。
スポーツ量販店などで売っている“ファミリー向けテント”
そこで目を向けるのは高品質で軽量な“山岳テント”です。
「高品質で軽量」という“いいことずくめ”なんですが、、、
この山岳テントその分値段が張ります。
ですが、テント泊を伴う登山など、多くのアウトドア・
オススメのアイテムはこちらでも紹介している“
♠関連リンク♠
お値段約60,000円ほどです。
「ちょっと手が出ないなぁ」と言う人は
こちらの記事でも紹介しているキャプテンスタッグ・ブランド(
♠関連リンク♠
テントは素材が上等で丈夫かつ軽量になるほど価格が“急”
かといってドーム型ではない超軽量のテントは上級者向けです(
やはり、重量2キロを目安に、
いいかもですね。「野外での寝床」
寝袋と寝袋マット
寝袋(シュラフ)
キャンプ場は基本的に「夏でも涼しい場所」
最悪な思い出になってしまいます。
と言っても夏場の暑い時期、標高が低い場所に分厚い寝袋は不要
目指すキャンプ場のロケーションによって様々ですね。
チョイスが難しい寝袋(シュラフ)
まず、選別のポイントは封入された内容物が「ダウンか化繊か」
もちろんダウンの方が
- 軽い
- コンパクトに収納可能
- 保温性が高い
なんだけど“値段が高い”
たまにしか使わないフトンに数万円の出費はキツいですよね。
テントも合わせて買うなら「ナンガやモンベル」
でも寝袋(シュラフ)
化繊のシュラフは大きすぎる!
ヘタすりゃバスケットボール2個分くらいありそうなほどになって
恐るべき勢いでアマゾンのハイコスパ・
いやー、いいなこれ
圧縮袋も付いている(重要!)。
封筒型とはいえ、広げればブランケット的にも使えそうだし、
一万円台は激安です。
ネイチャーハイクは、私、
「結構、信頼できるブランドです」
評価も高いですし。
正直、アマゾンの評価が全てではありませんが、
「ネイチャーハイクならアリかな、、、」
“ちょい高”で厚手のマミー形状のものもあり↓
寒さが気になるキャンプ場なら「
ダブルダウンの厚みでけっこういいんじゃないですかね。
私はモンベルの寝袋
ダウンハガー2(厚手)
ダウンハガー5(やや薄手)
を使い分けています。もちろん性能はピカイチですが、
ちょっと考えちゃいますよね。
寝袋マット
寝袋マットとは寝袋の下にひくクッション性のあるマットです。
敷き布団の役割をします。寝る前までは“長座布団”
この記事↓でも書いてある通り、寝袋マットは「撤収が楽なもの」
♠関連リンク♠
空気を入れるタイプのものは故障や撤収作業がわずらわしいので、
安価なものはいくらでもありますが、
食器類とガスストーブ
食事重視だと荷物は大きくなってしまいます。
キャンプ中のご馳走は「バーベキュー一択(
バックパックキャンプでは食器類はなるべく少なくしたいもの
軽量で色もかっこいいチタン製の食器があれば充分でしょう。
カトラリーはフォーク1本で勝負するのも悪くありません。
こちらのチタン製の“ハシ”も多目的で使えるのでオススメです。
ガスストーブはバックパックキャンプの場合「
ガスは引火の恐れがあるので絶対的な信頼感のある「イワタニ」
下よりもっとコンパクトなものもありますが、安心感が違います。
調理したくなったら後述する焚火台で時間をかけて調理(
食器類は案外かさばるので“大きめマグカップ”
めちゃくちゃ寒くなった場合非常用熱源として使うことも可能です
グランドシート
忘れがちだけど必須なもの、それがこの敷物です。
100均のものでも十分です。
キャンプ中は野外リビングになるので、広めでもいいですね。
ブランケットタイプのモコモコしたものは厚くてかさ張るのでダメ
防水性があり薄くてかるものがグッドです。
この上に寝袋マットをのせれば良いというわけです。
ライト類
キャンプ中に明るさがないと不安になりますが、結局「
嗜好性の高い“ランタン”とかは雰囲気は良くなりますが、
テントに吊るすライトも実用性あまりないし、
ヘッドライトをランタン化するこちらのアイテムがあれば“
このくらいで十分ですかね。
こちらの「ほおづきランタン」
コンパクトでデザイン性も高いロングセラーです。
水筒
キャンプ場で自分の陣地で使う水を確保する時「
プラティパスタイプの水筒は必須ですね。
移動中使わない時はクルクル丸められるのでジャマにならないです
100均アイテムでも用途は同じですが、
バックパックキャンプをさらに楽しく快適に:オプション装備類
ここからは「キャンプを楽しむためにもっていくツール」
つまり「なくても何とかなる」
でも「キャンプを楽しむには絶対にあったほうがいいアイテム類」
軽量なイス
こちらの記事でも紹介しているヘリノックスチェア(主に定番の“
♠関連リンク♠
キャンプをゆったりと楽しむならばイスだけは欠かせません。
これに座ると落ち着いて景色や雰囲気を楽しめるんですよね。
ヘリノックスチェアはどんどん進化しているのでバックパックキャ
ミニテーブル
食事を楽しむ上でテーブルはあった方が良いです。
食べ物を置く場所ってちょっとでもいいから高さがあった方がいい
もちろん地面に置くのは気が引けます。
そんな時はテーブルがあったほうが無難
ただかさばりますので、
これは定番中の定番、SOTOのフィールホッパーが一番です。
「でもなあ。なくてもなんとかなりそうなんだよね」
という方
もしこれを削除するならばこちらのユニフレームのバーナーシート
これをテーブルのように地面にひくのがオススメの方法
テントの中でも便利ですし、
かさばらない意外な便利アイテムです。もちろん、ガスバーナー使用時にも活躍します。
焚き火台
焚き火はキャンプならではの嗜好の逸品と言えるでしょう。
正直言ってこれがないとやることに困ってしまうこともあります。
「キャンプ場で焚き火をするためにキャンプをする」
バックパックキャンプで焚き火を楽しむには、“
近年、様々販売されていますが、私のオススメはピコグリル
おまけにピコグリルならば焚き火のほかにバーベキューも楽しめま
キャンプしながら一人焼肉を楽しみましょう。
♠関連リンク♠
ただ“値段が高い”のが難点
同じような観点でコスパの良いアイテムを探しているのなら
信頼あるDODから出されている「秘密のグリルちゃん」
タープ
タープは設営にはちょっとした技術・慣れが必要です。
もちろん2、3回練習すれば簡単に立てれますが、
バックパックキャンプでタープ用のポール(柱)
木立を利用してタープを張るのがベターな使い方でしょう。
と言っても「勝手知ったるキャンプ場」
ですが、タープを活用できればテントの外に“
またこちらの“忍者タープ”のようにうまく他のアイテムを利用(
バックパックキャンプは主にひとり
隣にファミリーやカップルが来てしまうとどうしても気が引けます
こんなときには、
まとめ
いかがでしたか?
今回は
「“バックパックキャンプ”ってどう?楽しみ方とオススメの基本装備をご紹介!」
についてお伝えしました。
“バックパックキャンプ”は
- 催行人数1名(ソロ)でも行うことのできるキャンプの手法
- バックパック(ザック)にテント泊できる装備を詰めて行動する
- 身軽に行動できることが強みであり魅力、
様々な交通機関を組み合わせで行動範囲が広がる - キャンプだけでなく登山や島旅と組み合わせて旅のアレンジが楽し
める - バックパックに詰める装備類はコンパクトで軽量かつ兼用が可能な
ものが望ましい - バックパックキャンパー同士が集っても個別行動に転じても良い
私としては“バックパックキャンプ”
「個でいること」を重視して、自然の中に身を置くのは、
いつでもつながっている昨今
“少しの孤独”
が心地いいのかもしれません。
必要な道具は多いですが、
バックパックキャンプ
「これからやってみようかな~」と考えている人は気軽に始めてみませんか?やっぱ、楽しいです。