・登山靴

登山で大活躍のサンダル!必要とするシチュエーションとオススメアイテム、収納方法を紹介


こんにちはおじさん少年です。

この記事では

「登山でサンダルがあると超便利!サンダルが大活躍するシチュエーションとオススメアイテムを紹介」

についてお伝えします。

登山靴は文字通り山に登るために履くものです。

といっても

  • 登山する山に行くまでのアクセス行程
  • 登山テント泊でキャンプ場での休憩行程

など「なにも登山靴をわざわざ履いている必要はないでしょう」となるシチュエーションも存在します。

そんな時に便利なのが“サンダル

サクッと脱ぎ履きできますし、足元も軽々しく爽やかな気分になれます。

「それはわかるけど、登山に靴を二足もわざわざ持っていくなんてちょっと余分な荷物じゃないの?」

って思う方もいるかもしれません。

でも考えてもみてください。

下山後に電車や車で帰る際、あの“ゴツい登山靴”を履いて帰るとなると

「正直、ちょっと、いや、かなりダルい」と思いませんか?

キャンプ場で山小屋やトイレを借りる時なんかに、テントから出ていちいち登山靴を履くのはめんどくさい

しかも靴紐を結ばずにゆるゆるで履いたとしても紐がバラバラしちゃって超ジャマです。

転ぶこともある。

やっぱり

サンダルと登山靴の“両使い”は快適な登山活動を約束してくれます。

むしろ「サンダルは必須アイテムなので削ってはいけない」とまで言えるでしょう。

もし、これまで“サンダルを使ってこなかった人”は「サンダル使い」を取り入れることで

「え?はじめから持っていけば良かった!」と気づくことうけ合い

絶対快適な「登山靴オフタイム」を過ごすことができるはずです。

登山でサンダルは必須アイテム!登山靴との両方使いで快適に登山生活を送りましょう。

1. 登山でサンダルは必要? どんなシチュエーションで使うの?

「サンダルがあってよかったなぁ」と思うシチュエーション

その1:アプローチまでと下山後

「これから登山に向かうぞ」という時に“足に馴染ませる”ような感覚で登山靴を入っていくのはオッケーだと思います。

特に近場の山で登山の場合。

電車や車で1~2時間程度ならば初めから登山靴を履いていったほうが時間的なロスもなく良いと思うのですが、

例えばアルプス縦走に向かうときなど“登る山のスタート地点に着くまでの時間が長い”ことってありますよね?

そんな時は高速バスや長距離の特急電車などで移動すると思いますが、その間ずっと登山靴を履いているのはかなり窮屈です。

登山靴を装備品と考えれば装着するのはいわゆる「戦いの前」でも構わないわけです。

登山口に行き着くまでは身軽なサンダルでいたほうが疲れも少なくて済みます。

その2:テント場・キャンプ場

登山テント泊をする場合

キャンプ場に着いて「テント張って、さぁリラックスするぞ」というモードになると思います。

また、山小屋へ買い出しに行ったりトイレを使わせてもらったりすることもあるでしょう。

そんな時に“脱いだ登山靴を再び履く”のは結構ブルーになりますねえ。

こういったシチュエーションでもサンダルがあると超便利ですよね。

加えて1番ネックになるのが登山靴の“靴ひも”

この靴ひもについてはサクッとはける良い方法があるので興味のある方は是非関連リンクもご覧ください。

♠関連リンク♠

仲間のテントを行ったり来たりする場合もサンダルならばすっと入って行けますし

何か忘れ物をしても自分のテントにすぐ戻れます。

やっぱり「サンダルさえあれば」というシチュエーション多し。

ところで登山におけるテント場は普通のファミリーキャンプ場と違って、小屋に行くのにも場所によってはものすごく大きな岩を乗り越えなければならないこともあります。

ですからある程度の性能を持ったサンダル”でないときついこともあるのでこのへんは注意しましょう。

詳細は次節で。

2. 登山にサポートユースで持っていきたいサンダル

登山で使いたいサンダルはソール(靴底)の厚みがそこそこあって歩行性能に優れたものがグッド

といっても「重量とのバランス」も考えなければなりませんので、しっかりした作りのゴツいサンダルならば良いわけではありません。

一方、ペラペラの薄いサンダルでもムリがあります。

オススメはやっぱり登山靴メーカーのアイテム

私のオススメはこのブログでも再三登場している「キーンのシャンティ」です。

このシャンティは見かけよりも軽量(片足約180g)でそれでいて歩き心地も快適

私物のシャンティ、毎日履いてます

正直言って家にいる時からちょっとした買い物、夏のお出かけなど全てをまかなってくれます。

費用対効果がめちゃくちゃ高いサンダルですね。

海外旅行とかに持っていくにも便利です。

超軽量ではありませんが、非常にバランスのとれた一足といえます。

ちぎれるまでヘビロテで使っていたので現在二足目です。

シャンティのつま先

このシャンティは“ツッカケ的に履けてそれでいてつま先が出ない”構造となっており、

サンダルながら多少荒い場所でも臆することなく歩くことができます。

このつま先が出ない構造はキーンというブランドが出始めた頃からの強み

キーンの代表的なサンダルである“ヨギ”もありますが、こちらは歩行性能は申し分ないんですが正直言って重量オーバー

車で行くようなキャンプには適していると思いますが、登山で持ち歩くとなると少しヘビーすぎるような気がします。もちろん使えない事はありませんが。

ホカオネオネはいかが?

キーンの対抗馬(なのか?)としてよく登山用品店で売られているのがホカオネオネのサンダルです。

出典:amazon

重量は同じく片足180gほど

ホカオネオネの特徴である分厚いソールはもちろん健在

ボリュームがあるので収納にちょっと悩みそうですが、

普段遣いにももってこいのかっこよさもありますし、何しろホカオネオネというところが魅力的ですよね。

もちろんモンベルもある

その他よく見かけるのがモンベルのこちらのソックオンサンダル(片足190gほど

出典:amazon

愛用している人も多いのでかなり使いやすいと思われますが、私はどうしてもこのつま先が出てしまうのが苦手なので個人的にはNG。

ただモンベルのロングセラーですから、ホールド感とか使い勝手は申し分なさそうです。細かな石が間に入りそうなのはちょっと気になりますね。

露出度の高いデザインが人気なようです。

手持ちのスポーツブランド系サンダルはどうか

家使いのサンダルでABCマートとかで買ったNikeやニューバランスのスポーツ用サンダルをお持ちの方もいるでしょう。

出典:amazon

これらだったらもちろん登山でのサポートユースとして使えるほど十分な性能を持っているでしょう。

もし手持ちにこのようなサンダルあったらとりあえずOKですね。

百均サンダルやビーサンは?

登山中に紛失することを考えると、そこそこ高額のキーンのサンダル(5~6千円)とかだとイヤだなと思う人もいるかもしれません。

「ならば“百均のサンダル”はどうか?」といいますと

百均のサンダルは軽量性の面ではめちゃくちゃ優れています

「百均のサンダルの軽さといったら羽のよう」です。しかもちゃんと履けます!

ただ“歩行性能を考える”とこれはダメです。

家のベランダ使用です。不可能ではありませんが、結局損するような、、、

私、以前にキャンプで友人が百均のサンダルを履いていたのでキーンのシャンティと交換し履き比べてみたことがあります。

残念ながら歩行性能はダンチ(段違い)でした。

そのぐらいしっかりしたサンダルは歩きやすさを重視しています。

登山のキャンプ場に行ってもそんなに歩かない、もしくは「歩きやすさは捨てる」という人は“軽さをとって”百均のサンダルもアリかと思います。

ビーサンも同様、軽量性という面では非常に優れています。

「超軽量でなければサンダルはいらん」と言う人にはオススメの選択肢ですね。

3.登山靴とサンダル:両使用にかかせない履き物の収納袋を忘れるな!

さて、最後に登山靴とサンダルの両使用について欠かせないのが“収納袋”です。

家から登山靴を履かずにサンダルで現地に向かうことを考えてみましょう。

  • まず登山靴をザックに収納しなければなりませんね。

「どんな袋に入れれば良いか?」

これはなんだかんだ言って大きめナイロンの巾着袋が1番かと思います。

出典:amazon

登山靴って大きいモノも多いですしね。

ただこの収納袋、登山後に再び使うことになるのですが、

もし登山靴が救いようないほど泥だらけになってしまったら

この場合巾着袋では対処できないこともあるかと思います(染みそう)。

そんな時にオススメなのが百均でも売っているシャワーキャップ

出典:amazon

これを登山靴に履かせてしまえば巾着袋から染みてくることもなさそうです。

安心してザックに入れることができますよね。

さて登山口に着いて登山靴に履き替えました。

今まで履いていたサンダルを巾着袋に収納してザックの中にしまってしまいます。

サンダルを収納した収納袋はどう持ち歩く?

人によっては“サンダルは土が付いているのでザックに外付けな人”もいるかと思います。

悪くはないんですけどね、、、

でもザックに外付けするとブラブラしてしまってあんまり収まりがよくないんです。

ザックにブラブラするものをぶら下げると重心がブレてしまうので安定感が得られず不快な思いをしてしまうことがあります。

ですからザックにサンダルを外付けする(吊す)のはオススメできません

それに外付けしていると思わぬところで紛失してしまうこともあります。

せっかく持ってきたサンダルが片方だけになってしまったら元も子もありませんから、収納袋に入れてザックに入れてしまうことを考えましょう。

そしてテント場ではサッとと取り出して即使えるように

仮にサンダルが濡れてしまっても先程のシャワーキャップ+収納袋に入れておけば使用自体には問題ないと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は

「登山でサンダルがあると超便利!サンダルが大活躍するシチュエーションとオススメアイテムを紹介」

についてお伝えしました。

  • 登山でのサンダルの持参は必須
  • 登山靴とサンダルの両方使用がおすすめ
  • おすすめサンダルはキーンなど登山靴ブランドのもの
  • スポーツ系ブランドのサンダルでもオーケー
  • 百均サンダルやビーサンは軽量化と言う面では優れているが歩行性能が著しく低いので注意
  • 登山靴とサンダルの両方使用には収納袋が必要
  • サンダルの持ち運びにはぶら下げるのはNG

教えてもらわないと盲点になるのがこの登山での「サンダル使い」

特に「今まで知らなかった」と言う方は登山にサンダルを持っていってください。

そうすれば驚くほど快適に過ごせることがわかると思います。

ただ注意して欲しいのがあまりにも安いサンダルだと歩行性能が格段に落ちます。

足元が危なくなってしまうので気をつけましょう。

山の上ではそれがキャンプ場であったとしても結構危ないところを歩かねばならないこともあります。くれぐれも注意して、たかがサンダルとあなどることなかれ、せっかくなら“ある程度の性能を持ったサンダル”を選ぶようにしてください。


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