こんにちはおじさん少年です。
この記事では
ノースフェイスの超軽量レインウエア「ストライクトレイルフーディ」ですべてが劇的に軽くなる!
についてお伝えします。
“荷物の軽量化”、登山においては永遠のテーマですね。
最近では様々な軽量化されたアイテムが揃ってきました。
- これまでのちと重いアイテムを軽量のモノに換える
- いらないモノを削る
ちょっとずつ工夫を凝らして軽量化してきたけど
結局“レインウェア(雨具)”のせいでイマイチ軽くならない
と感じている人もいらっしゃるのでは、、、
場合によっては防寒具も兼ねるレインウエア、山の中でしっかりと風雨から守ってくれるように丈夫にできているので重量は結構あります。総重量に占める割合は小さくはないはず。
おまけにレインウェアは、絶対に省くことのできないアイテム、晴れていても常にデフォルトの状態でザックの中に入れておかなければなりません。
ですからこいつの重量が初めから重いとどうしても全体的な軽量化を図ることができません。
軽量化を考える上で雨具を超軽量のものにチェンジするというのは外せない選択肢なのです。
そこでオススメなのが
ノースフェイスの超軽量レインウエア「ストライクトレイルフーディ」
出典:amazon
このレインウェアなら“少々お値段は張りますが”信頼の性能を持ちつつ、荷物のコンパクト化・軽量化への効果は“劇的”といえます。
「こんなに違いがあるのか!」と実感できるはず。
あまりにテロテロで「この薄さで本当に雨は防げるの?」と不安になるのかもしれません。
少々“慣れ”は必要にはなりますが、本格的な登山にも十分対応できます。
もし軽量化のために雨具を新たにチェンジするのをお考えであれば、この「ストライクトレイルフーディ」はきっとご期待に応えてくれるはずです。
1.ようやく気づいた、、、:雨具が軽くなるとけっこう違う
私は登山中の雨対策かなり入念にやっていました。
持ち歩く雨具は以下のよう
「レインジャケット・レインパンツ・レインスパッツ・レイングローブ・レインハット」
これら全て“雨が降ったときだけ”のためのアイテムです。
レインジャケットは防寒具として使うこともありましたが、、、
防水性能がしっかりした素材のため、どれもまあまあの厚さ
このレインウエア1セットだけでもかなりの重量になります。おまけにザックの中の体積をずいぶん占領てしいました。
当時としては「雨が降った時に寒かったり、濡れて嫌な思いがするぐらいだったら、、、」と思って持ち歩いていたんですが、これでは地上でのカーキャンプ並の装備ですね。
ある日、我に返り超軽量レインウェアの存在に気づきました。
現在はノースフェイスの超軽量レインウエア「ストライクトレイルフーディ」上下のみを持ち歩いています。
その劇的な軽さに驚くばかりですが、やはりこうすると“ザック全体の重量”がはるかに軽くなり容量も取らないため(サイドのポケットに入れるだけ)余裕をもって荷物をパッキングできるようになりました。

ジャケットとパンツでこの大きさ
2.厚い雨具必要か?:季節によって必要アイテムが違う
ノースフェイスの「ストライクトレイルフーディ」のような超軽量なレインウエアは、ウィンドブレーカー的にちょっと羽織る程度ならば便利ですが、防寒具代わりとしては「ちょっと薄すぎ」と思っていました。
でも、よく考えてみてください。標高が高いところに行くとはいえ「夏山ならダウンあれば大丈夫じゃね?」と思いませんか?実際そうでした。
寒い季節になり冷たい雨や雪を防ぐ必要が出てきた場合は、始めから防水性能のあるマウンテンジャケットを羽織って登山すればよいわけで、つまりこの時期にはもう厚手のレインウエアは必要なくなってくるはずです。
そう考えると、ますます「ストライクトレイルフーディ」のような“モバイル性能が高いレインウエア”の方が便利ではないかと考えるようになりました。
出典:amazon
3.わたしゃ走りませんが、、、:トレランのおかげで選択肢が増えた
ノースフェイスの「ストライクトレイルフーディ」のように超軽量のレインウエアが様々なブランドから販売されたのは紛れもなくトレイルランの普及のおかげでしょう。
トレランでは荷物を限りなく少なくした上で走り続けなければなりません。そんな時に以前のような重量級のレインウエアを着たままでは走るなんて言う事は不可能。
ここで考え出されたのが防水性よりも通気性重視、湿気を逃すことに重点をおいた極薄手のレインウエアでした。
なぜ軽いのか、、、
一般的な山岳用レインウエアは2〜3層構造に及ぶ生地により透湿防水性をもっています。その分、生地が厚くなり重量も増します。一方、超軽量レインウエアはペラ1枚の生地のみ。何層にも生地が重ならないので軽くなります。
高級な生地(値段の理由はココにあり)により、超軽量レインウエアの防水性は必要十分な機能をもっています。しかし、さすがに一般的なレインウェアの防水性能には及びません。
防水性を犠牲にしてその分通気性をアップ、若干濡れたとしてもトレランしているときには体温が上がっていくので「汗をどんどん外に逃せば気持ち悪くないでしょう」という感じに設計されています。
私がノースフェイスの「ストライクトレイルフーディ」を購入した時、店頭で実際にたたんで空気が逃げる様を見せてもらいました。普通のレインウエアはジッパーを全部閉めてたたもうとすれば空気が抜けずにいます。もちろんある程度の透湿性はあるのでぎゅっと押せば空気は逃げていきますが、「ストライクトレイルフーディ」はまるでコットン生地のようにシューっと空気が生地の表面から逃げていくのです。この通気性があれば若干濡れたとしてもドライな感じは保てるというわけです。
4.こうすりゃ平気、、、:足りない機能をどう補うのか
「ストライクトレイルフーディ」のように超軽量のレインウエアは軽さとコンパクトさ優先のため万能ではありません。
まず、少しでも代替できるような機能、例えばポケットなどは排除されているので基本的にはペラペラの防水生地をそのまま着ている感じです(カッティングなどはもちろん工夫されていますが)。
そのシンプルさゆえ、足りないところはいろいろなことで補います。
肝心の防水性能なんですが厚手の重量のあるレインウエアに比べれば防水性能は劣ります。
そこで登場するアイテムが登山でも使える超軽量「傘」
♠関連リンク♠
稜線の風が厳しいところでは傘はさせません、これは仕方ないと思うのですが、その他樹林帯や風が強くないところでは傘を使って防水性能を補うのも一つの手と考えます。
また、防寒具としてレインウエアを使ってきた場合、薄すぎてこれまでのようには使えません。これは下に着るミッドレイヤーのものを高品質にすることでカバーできます。
例えばメリノウールのロンティーを着るとか(ウールは最悪濡れても保温性は保たれます)メリノールのアームカバーをつけるなどして保温力をアップさせます。
総じて防水・保温性能にはやや不安ながあるものの、実際には困ったことはありません。
そうしたことを差し置いてもこのコンパクトさ・軽量さは捨てがたいもの。
というか、格段に行動力をアップさせてくれます。
高額な商品であるのでそうそう簡単に手を出すことができませんが、レインウエアをバージョンアップさせるならば超軽量レインウエアの選択は「トレランをやらない」にしても“十分あり”だと思います。そのそのぐらいこの軽量レインウエアの恩恵には預かれると自信を持って言えます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
ノースフェイスの超軽量レインウエア「ストライクトレイルフーディ」ですべてが劇的に軽くなる!
についてお伝えしました。
ノースフェイスの超軽量レインウエア「ストライクトレイルフーディ」は
- 荷物全体を軽くするのに効果的面
- コンパクトなのでザックの容量を占領しないで済む
- レインウエアとしての性能は必要十分
- 防水・防寒性能の面では厚手のレインウエアには劣るので必要に応じて補う
- 雨除けの機能として傘を併用するのも有用
正直こんなに便利ならば「こぞって各ブランドが開発するわけだ、、、」というのが率直な感想です。
やっぱりこれまでのレインウエアはちょっと重くて場所をとってしまうので比較してしまうと不便と言わざるをえません。
こんなに薄くてテロテロの素材で雨を防いでいるのかと思うと技術の進歩は凄まじいものがあると思います。
ただし扱いには少々慣れと経験が必要だと思います。
ある程度これまでのレインウエアで経験値を積んで、デメリットも様々な代替品を使って対処できる技術と知識を身に付けて(山に慣れて)から購入したほうがベターだと思います。