御蔵島ドルフィンスイム イルカと泳ぐための道具
こんにちはおじさん少年です。
「ドルフィンスイム始めたいけど、イルカと泳ぐにはどんな道具を使うのか?」
準備しておくことがあったら知っておきたいですよね?
そこで今回はイルカと泳ぐために必要な道具類についてご紹介したいと思います。
まずはこれ!
イルカと泳ぐためにはすっぴん(無装備)ではほぼ不可、少なくとも
3点セット(マスク(水中めがねのこと)・シュノーケル・フィン(足ひれのこと))+ウェットスーツ
は必要です。
もちろん宿にはレンタル品もあります。初回はレンタルで体感してみるのもよいでしょう。
しかし、毎回レンタルとなると結構金額かさんできますよ。ドルフィンスイムにかかるお金をなるべく押さえたいのならば自分の道具を持った方が結局おトクです。
入門用の3点セットはどうか?
入門用の3点セットはどうか?
5000円前後で売られている入門用3点セット。南国リゾートでシュノーケリングするには必要十分です。“AQA”や“リーフツアラー”といったブランドで出されている商品はそこまで悪くありません。
しかしドルフィンスイムは南国でのシュノーケリングほど穏やかではありませんから、「ドルフィンスイムが初めてでとりあえず海に浮かんで観察する程度でいいや」という人なら事足りますが、イルカと一緒に泳ぐとなるとこの入門セットでは物足りなくなりますね。
ドルフィンスイムが好きになって長く続けるなら、はっきりいって最初からある程度の質のものを揃えた方がムダな出費となりません。
愛用の道具を持とう
実は、道具類について特に大切なことが「長く使い込んで自分に馴染ませる」ことなんです。
最初から水泳の素養がある人ならともかく、ドルフィンスイムの上達には経験値を積むことが不可欠です。回数をこなすとなれば、同じ道具を繰り返し使った方が履きならしたシューズのように自分によく馴染みます。
愛用のものがあればドルフィンスイマーとしてもかっこいいですしね。
3点セットの選び方・購入のポイント
では、まず揃えるべき3点セットの選び方、購入のポイントについてお話していきましょう。
3点セットを購入するお店は主にダイビングショップです。都内ならば大きいお店で“S.R.C MAUI”や“AQROS(アクロス)”といったお店が色々な物は揃っています。
自分のテーマカラーを決めよう
そうそう最初にドルフィンスイムの道具を購入するにあたって「あらかじめ決めておいた方が良い事」が一つあります。
それは「自分のテーマカラー」です。
売り物の色は決まっているので数種類からしか選べませんが、スタイルに統一感のあったほうがかっこよく決まります。
ベースの色はブラックです。ウェットスーツの素材であるネオプレーンゴムの色がブラックなので、どうしてもこれがベースになってしまいますので、自分のテーマカラーは“差し色”となりますね。
大方、男性はオールブラックやブルーを差し色に使う人が多数です。女性はピンクやホワイトこれらを選ぶ人が多いです。
どのブランドがいいの?
ダイビングギアのブランドは世界中たくさんありますが、特にマスクなどは日本人の顔に合ったものを作っている“日本発のブランド”がいちばんです。
品質の高いものでは、“TUSA(ツサ)”や“GULL(ガル)”などが有名です。
これらのブランドのものを選んでおけば安心できますね。
マスク購入のポイント
最初にマスクについてです。
マスクだけは試着必須!フィット感を確かめよう。
マスクだけは実際にお店に入って試着しないとダメです。通販で買っては失敗する可能性が高いです。
マスクの試着方法はお店の人に誘導してもらえると思いますが、
マスクを自分の顔に当てて、鼻から軽く息を吸いマスクが落ちない程度のフィット感が良いでしょう。それからシリコンゴムの肌触りなども確かめておきましょう。
これらをチェックして自分の顔に合ったものを選びます。面倒ですが時間をかけて何種類か試してみます。
この辺りはお店の人が教えてくれます。
遠方で通販でしか買えない場合でもマスクだけは実際にお店(都内の大型店ではなく、近くのダイビングショップでもよい)に行って試着した方がいいと思います。
見落としがちなここに注目!
マスクはフィット感だけに目が行きがちですが、実は、ここの色(図参)、これがブラックなのかクリアーなのか後々重要ですよ。
クリアーのものは、お店で売っている時はきれいですが、いずれ劣化して必ず黄ばみます。
黒い方が顔が締まった感じがしてかっこいいかもしれません。特に男の人。
マスクは使い込むほどに曇りにくくなりますから、なかなか他のものに買い替えできないのです(自分も黒にしとけばよかった、、(-。-;)。だから最初のチョイスが結構重要ですよ。
シュノーケル購入のポイント
続いてシュノーケルについてです。
スキューバダイビングではまず出番がないシュノーケル、ドルフィンスイムではかなり重要なアイテムです。
高価なものと安価なものと比べても構造自体はそんなに変わりません。しかし高価なものにはそれなりの理由があります。
シュノーケルはどれも同じ?こだわるポイントはここだ!
ドルフィンスイムで使いやすいシュノーケル、ひとことで言えば「カチカチじゃないもの」です。
これはちょっとわかりにくいですよね。
私がかつて奥さんに買ってあげた(比較的)安価なシュノーケルと比べてみましょう。
筒の部分がこのように手で曲げられるほど柔らかい素材でできています。これは水中に潜る時に水の抵抗を受けても程よく曲がってくれるのであまり邪魔にならないようになっています。
筒の上の部分はほとんど同じ構造です。弁があって水が被っても入ってこないようになっています
これは最近のシュノーケルでは標準装備。
後はマウスピースの形ですね。少し高級なものだとくわえやすくなっています。
マウスピースは長い時間くわえてますから割と重要です。安価なものでも弁がしっかりしていれば実用に耐えますが、こうしてみると違いは明白、奥さんには教えてません。
フィン購入のポイント
次はフィンについてお話します。
フィンのタイプはどれがよい?
まず、フィンには次の二つのタイプがあります
ストラップ(イラスト下)とフルフット(イラスト上)の二つです。
安価なのはストラップタイプで、入門セット販売のフィンもこれが多いです。
ドルフィンスイムをやるのにおすすめは断然フルフットタイプです。
フルフットタイプのフィン。おすすめは?
フルフットフィンには永遠の定番、リーバイス501やコンバースオールスターのような存在のフィンがあります。
それは「GULLのミューフィン」です。とりあえず間違いない商品ですね。
私も最初はお金がなかったので安価なストラップタイプを選んでしまいました。
一見、ストラップタイプの方が調節可能で汎用性が高そうですが、ファイナルファンタジーの赤魔道士のごとく中途半端。何か外れそう、いや外れてしまうのです。
ストラップタイプのフィンが「海の中で外れて落っこちてしまうのではないか」これを気にしているのは大変なストレスでした。
ミューフィンにチェンジしてこのストレスから解放された時は感動しました。
ストラップタイプには持ち運びがしやすい軽量コンパクトなものもあります。これはこれで利点になりますが、ドルフィンスイムではオプション品として考えておくのがよいでしょう。
ミューフィンのようなオールラバー製のものは重いですが、この重さを利用して海に潜水することもあります。ですから持ち運びの重さは我慢の範疇ですね。
フィンと素足の中間着について
ミューフィンなどのフルフットフィン使う時に注意すべきこと、
それは「素足の上に履くもの」です。フィンと素足の中間着です。
ミューフィンには“専用のミューシューズ”というのがあります。薄い靴底もついていて歩き回ることもできます。
私も最初はミューシューズを愛用していましたが着脱に若干手間取る(個人的に)ので出番が減りましした。
今は主に“フィンソックス”を使っています。足袋の形のものが使いやすいです。
結局、海に入る場所までは車移動や歩きが多く、その時はサンダルを履いていた方が便利なんです。ミューシューズだとアスファルトの堅い路面を歩くのはちょっとしんどい、それと海から上がった後に濡れた靴を履きっぱなしの感覚が嫌なので、、、すぐ脱げるフィンソックスがその点良かったです。
ミューシューズかフィンソックスは好みが分かれるところです。
また夏にサーフショーツ等で潜る場合、ミューシューズを履くとバランスが悪くなります。
こんな時は普通のスポーツ靴下で十分対応できますし、もちろん素足でミューフィンを履くこともできますよ。少しブカブカしますが、驚くことにすっぽり抜けることはほとんどありません。
インストラクターの人はミューフィンを素足に履く人が多いですね。ちょっとプロっぽく映ります。
まとめ
いかがでしたか?今回はドルフィンスイムの道具のうち3点セットについてお話ししました。
まとめると
- マスクは必ずお店で試着すること。ブランドは日本人の顔に合ったGULLやTUSAものがおすすめです。
- シュノーケルは「カチカチじゃないもの」「マウスピースが自分の口に合いそうなもの」がおすすめです。
- フィンは迷ったらミューフィン。長く愛用できます。ストラップタイプの軽量なものはオプション品として捉えていた方が無難です。
- フィンを履くときのフィンソックスこれも同時に用意しておいた方がいいでしょう。
ドルフィンスイムの装備はこれだけではありません。
ウエットスーツなど体に体を包むものこれは季節ごとに大きく変わってきます。こちらもいろいろなポイントがありますのでどんなものが良いかまたお話していきますね。