⭐️パタゴニアその22
前回、長距離バスの中での過ごし方について書きました。まあ、ウォークマンで録音したラジオ番組を聞こうっていうそれだけの話だったのですけど。単独歩行でロングトレイルを長距離歩くときも結構、所在なさを感じてしまうのは私だけでしょうか?
~山歩き中のイヤホン いわゆる正論では~
トレッキングをはじめ、山歩きの最中は耳を塞がないことが安全性を考えた上でマナーとなっています。最近は、軽量の携帯音楽プレーヤーの普及により、山でもイヤホン・ヘッドホンをして音楽などを聴いている人もいいます。しかし、登山中に耳を塞いで外界の音が聞こえないのはとても危険とされています。
加えて、山では、鳥のさえずりや木の葉が風で擦れる音、沢や滝に水が流れる音など、普段街中では聞くことの無い自然の音を身体で感じるのも醍醐味といえるでしょう。
~そりゃそうだけど~
がしかーし、ずーっと独りで黙々と歩き続けるのは結構退屈で単調、超集中が要求されるガレ場や登攀ならイヤホンは危険ですが、非日常の中でいつもの好きな音楽や番組を聞くのはとっても新鮮なんです。もちろん、大音量で耳をふさぐのは危ないですけど、周囲を把握できる程度の音量で歩きのお供にするのも悪くないかと。
そもそも「ウォークマン」って名前見れば明らかだし、ランニングやウォーキングでは、音楽をペースメーカーになんていうことは定番ですよね。だったらトレイルを歩くときもイヤホンで聴きながらはそんなに逸脱したことではないように思えます。
~危険度というよりは雰囲気なのでは~
まあ、正直、イヤホンは自分の殻に閉じこもるためのアイテム、意思表示ともとれますから褒められた態度とはいえませんよね。ですから、自然の中にきているのに「バリアを張る」みたいに見えてしまい、ちょっと違和感を醸し出すのかもしれません。嫌に感じる人がいても不思議ではない。
~みんなが幸せであるために~
折衷案として私が提案するのは、耳をふさがない骨伝導のイヤホン、これ今アウトドアショップでも取り扱いありますね。アマゾンとかで検索してもピンからキリまでありそうです。そう言いつつ、私はまだ実際に使ったことはないんですけど、機会があったらレポートしたいです。っていうかします!
骨伝導なら危険度はかなり下がりそうだし、遮音された状況も緩和されそう。なんか良さそうです。
さてさて、バスは、荒野をエルチャルテンに向かいひた走ります。途中、パーキング的なところでトイレ休憩がありました。
そこで私が目撃したものとは!次回に続く。
to be continued