・パタゴニア旅行記

“イグアスの滝”を短期日程で制覇するための観光ガイド:必要日数・シーズン・服装・持ち物・現地ツアーについて


こんにちはおじさん少年です。

この記事では

「“イグアスの滝”を短期日程で制覇するための観光ガイド:必要日数・シーズン・服装・持ち物・現地ツアーについて」

をお伝えします。

「世界3大瀑布」の一つ“イグアスの滝”

場所としてはココ

我々の南米のイメージだと“イグアスの滝”ってものすごいアマゾンの奥地にあるようなイメージがありませんか?

原住民に連れて行ってもらわないと行けないみたいな、、、

結論から言うと「イグアスの滝は“滝エンターテイメントパーク”」です。

非常に整備されていて観光しやすい。

ただしそこは南米

  • 観光地といってもどんなことするの?
  • いったい何日ぐらい必要なのか?
  • どれぐらいの混み様なのか?

アメリカ・カナダのナイアガラの滝ほど身近ではありませんから気になる事はたくさんありますよね。

「地球の歩き方」が推奨するモデルプランの概要はこんな感じ
  • 前日:プエルトイグアス到着
  • 次の日:07:20 バスでイグアスの滝へ → 08:00 鉄道でディアブロ駅へ → 09:30悪魔の喉笛 → 10:30 カタラタス駅へ+トレイル歩き → 14:30ボートツアー → 16:30プエルトイグアス帰還

モデルプランのように計画するには到着日含む2泊3日は確保したいところです。

でも私はパタゴニア旅行をメインにしてイグアスの滝観光は“後付け”だったので1泊2日しか日程を組めませんでした。

ハイシーズンゆえに飛行機のチケットがそれしか取れなかったのです。

しかしモデルプラン並みにイグアスの滝観光は満喫できました。

「とりあえず制覇した」という自分なりの満足感は得られましたね。

もしかしたらイグアスの滝観光を“旅のサブテーマ”にした方は

  • 飛行機のスケジュールが決まっていてモデルプランの時間に合わない
  • そもそもイグアスの滝観光に時間かけられない、必要日数を減らしたい

と考えている場合もあるかと、、、

そこで実際に日本からパタゴニア旅行を経てイグアスの滝を1泊2日の日程で周遊した私のスケジュール・体験談をお話ししたいと思います。

1.パタゴニアからイグアスの滝へ

私は「南米パタゴニア」へのトレッキング旅行を計画した際に

「アルゼンチンにイグアスの滝がある!」

ということを知りました(正確にはブラジルとアルゼンチンの国境)。

イグアスの滝と言えば「世界3大瀑布」の一つ

北米ナイヤガラの滝、アフリカのビクトリアの滝と並ぶ“滝の3巨塔”の一つです。

「どうせアルゼンチンに行くなら見なきゃ損でしょ」

とフツー思いますよね。

学生時代におそらく3大瀑布の中で最も有名な“ナイアガラの滝”には行ったことがありましたが、

「パタゴニアに行く際にうまくいけば、ちょっとイグアスの滝にも寄ってこれるんじゃないか?」

と考え、計画に“加える”ことにしました。

ストレートでイグアスの滝を目指したわけではないので、飛行機のスケジュールを選ぶことなどできず(ハイシーズンに行った)限られた時間でイグアスの滝を満喫しなければなりませんでした。

バックパッカー旅行で、私ならパタゴニアというように“メインの目的地”とつなげて旅行するには少し工夫が必要かと思います。

2.何日必要か?必要日数について

私のスケジュールは1泊2日

推奨は2泊3日です。

パタゴニア旅行がメインだったのでオプションとしてイグアスの滝観光を付けた感じです。

ですから長い時間を確保できず結構強行スケジュールとなりました。

滝観光を満足するまで行うにはどうしてもトータル丸一日は必要です。

パーク内の開館時間(18時)もありますし、、、

残念ながらブエノスアイレスから日帰りと言うのは難しいとおもいます。

少なくとも1泊2日の日程は必要でしょう。

イグアスの滝への行き方

もちろん飛行機を使って行きます。国内線がブエノスアイレスとイグアスの滝空港を結んでいます。

エクスペディアで取りました。

エクスペディアの画面で「ブエノスアイレス→イグアスの滝」と打ち込めば先に進めます。

とにかくめちゃくちゃ広いアルゼンチンですから

学生時代のような長距離バスでの旅行となるとまた別次元の話題となりますね。

飛行機での移動時間は?

ブエノスアイレスから

約2時間

この時間って中途半端なんです。短い分「到着日も観光に当てられるかも」という可能性をはらんでいます。

チケット代の相場は?

イグアスの滝への航空券はその時々によりますが安くはありません。

私の行った1月4,5日は超ハイシーズンです。はっきりってめちゃ高でした。往復で5万円くらい、、、

まあ妥当と言えばそうですが、これまでのフライト代(日本―アルゼンチン、ブエノスアイレス-パタゴニア)を合わせるとデカい出費となりました。

おまけに激混み。フライト時間を選べるうちに押さえてしまいましょう。

私のスケジュール

激混みシーズンゆえに確保できた飛行機のチケットは次のようなスケジュール

  • 行き(1月4日 日曜日) 09:05ブエノスアイレス発 → 10:55 イグアス着
  • プエルトイグアス泊
  • 帰り(1月5日 月曜日) 16:55イグアス発 → 18:55ブエノスアイレス着

滝観光にはトータル1日分の活動時間が必要(これを半日に分けるのは可能)ですからなるべく無駄な動きをしないように考えます。

ポイント:空港・滝・町(プエルトイグアス)のロケーション

イグアスの滝を“真っ先に”観光するのにポイントとなるのは空港・滝・町のロケーションですというのは見てわかる通り↓

空港とイグアスの滝の方が近距離にあるのです。

空港から街へは15キロほど片道30分程度と言われています。

飛行機の到着日も滝観光に使いたい!

という私のような場合

とりあえず空港に着いて町に下っていくという基本的な動きをすると

町より近くにある滝をすっ飛ばして行ってしまうので滝に戻ってきたくてもすごく時間のロスになってしまうのです。

空港からまず宿に行ってそこから滝へと向かうとなると午前中に飛行機がついたとしても実行するのはおそらく無理でしょう。

パークの閉園時間は18時!

「空港からとりあえず町に行く」のはかなりの時間のムダ

到着日は滝観光に使えなくなってしまいます。

そこで考えるのは「空港で降りてそのまま“直接滝へ向かう”」というスケジュール

重い荷物を持ってそのまま滝まで行くことになりますが、

うまく考えられたもので「パーク入り口近くの売店で荷物をデポすることも可能」なのです。

そうすれば身軽になってイグアスの滝:テーマパーク内を歩くことができます。

空港から直接滝へ向かって

目的を

  • 1日目はディアブロ(巨大な滝壺)
  • 2日目はスピードボート(アトラクション)

「半日ずつ」設定して動きます。こうすれば結構ゆったりと滝観光を味わうことができますし、アッパートレイルやアンダートレイル(パーク内遊歩道)をくまなく歩くことも可能となります。

イグアスの滝の街(プエルトイグアス)は滝以外にほとんど見ること見るものはないと思います。

はっきりって町の観光は微塵も興味はなかったのでさっさと滝をクリアして帰路に着くと言うのが私の動きでした。

3.イグアスの滝観光の見所・シーズン・服装や持ち物・ツアーについて

見所

まず押さえておくべきポイントは

悪魔の喉笛と言われるディアブロ、写真の通り巨大な滝壺です。

ここには絶対にいかなければなりません。

ちなみに私はアルゼンチン側からもちろん行きましたが、ブラジル側からも行けます。

ブラジル側・アルゼンチン側どちらからもディアブロには行けますが間近に見れるのはアルゼンチン側だけです。

事情が許されなければブラジル側も仕方ないと思いますが、基本アルゼンチン側から行くのがベターです。

ブラジル側からは滝全体を見渡すことができるとか、、、

確かにそれはそれで素晴らしいと思いますが、まぁそこまでして頑張る必要もないでしょうというのが率直な感想。

アルゼンチン側からの滝で十分満足できたよ。

ベストシーズンは?

水量の多い12月から2月がベストシーズンです。「水量のない時期に行ったらしょぼすぎた」という声を現地で聞きました。

ホリデーシーズンはすべてか“くそ混む”

私が行ったのは1月の4日と5日でホリデーシーズンというか正月シーズンでした。

たぶん1年で1番混む時期でしょう。こちらもこの時期しか休めなかった事情もありますが、とにかく“くそ混み”なのは間違いありません。

この時期に行く場合は覚悟していきましょう。特に日曜日を挟んでしまうとその日は家族連れで満杯になります。

外国は「バカンス、バカンス」みたいなノリで「正月しか休めない」と言っているのは日本人だけだ

と思っていましたが、地球の裏側に行っても事情は変わらないみたいです。

服装・持ち物は?

私の行ったホリデーシーズンは向こうでは“夏”

パタゴニアはかなりの寒さでしたがイグアスの滝はめちゃくちゃ蒸し暑いです。

もちろんジャングルのそばなんで当たり前ですが、、、

服装は半袖・短パンで充分だと思います。

足元は長い距離を歩くのでトレッキングシューズが望ましいと言えますが、ボートに乗ったときにびしょ濡れになることを考えると高性能なサンダルがベターといえます。水陸両用シューズでも良いでしょう。

例えばサンダルなら

  • キーンのシャンティー

水陸両用シューズなら

同じく

  • キーンのニューポート

出典:amazon

がオススメのシューズです。

飲み水の確保は重要

注意して欲しいのは、まず湿気がすごく高いので非常に汗をかき、“喉が渇く”ことです。

向こうの人はマテ茶を“樽のような”入れ物(っていうか樽)に入れてがぶがぶ飲みまくっていました。

そしてほとんどがデブ

日本のマテ茶のCMで「肉食っているのに南米の人は細い」とか言っていましたがデマでした。

こちらも負けてはいられません。大きめのペットボトルはあらかじめ“リュックに”入れておいた方が良いでしょう。両手フリーの方がいいのでリュックが望ましいです。

水筒のオススメは「プラティパス」

南米の人の「樽」に対抗しましょう。

トレインを待っている間に非常に汗をかき、どんどん水分を消費していきます。

その都度売店で水を買っていたのではお金も時間も流れていきますから、重いですが2リットルクラスのペットボトルを常時準備しておいた方が無駄なしですよ。

スピードボートツアーは 行った方がよい?

滝に突っ込むアトラクションのスピードボートツアー絶対に行った方がいいです。

私はたった1人で虚しい感じでしたが、それでもボートには乗ったほうがいいと思います。

ボッチはツラかったですが、ボートはそれを超えるおもしろさ

私の予約方法

予約はプエルトイグアスの町で泊まった宿(ホステル)の受付で頼んだらやってくれました。

おそらくボートツアーは非常に人気なので満杯になってしまう可能性もあります(激混みシーズンは特に)。

少なくとも前の日に予約しておけば問題なかったので、行き当たりばったりでは希望の時間が空いているかもわかりませんし、あらかじめ予約しておくことをおすすめします。

もちろんパーク内・ボートツアーの受付でもOKですが、「行ったら満員でダメだった、、、」は悲しすぎますよね。

やっていませんが個人的にもインターネットで予約はできそうなので試してみてもいいかもです。

ハナグマは見れる?

イグアスの滝のパーク内にはハナグマは腐るほどいます。

ドラクエの「オオアリクイ」のような容ぼうで始めはすごく可愛く見えますが、だんだん増えてくるのでちょっとずつウザくなってきます。

看板で注意されているのですが意外と凶暴なようでお菓子を狙ってきます。

観光客の誰かが5,6匹のハナグマに取り囲まれて「リアルドラクエⅢ」状態になっていました。

ちょっと笑えましたが、、、

間違ってもハナグマに餌をやらないように注意しましょう。「見れない」ということはまずないです。

4.私のイグアスの滝“歩き方”と感想記録

ここでは絶対オススメのアルゼンチン側のイグアスの滝観光について、具体的な歩き方・ハイシーズンの注意点などについてお話しします。

空港から滝へ、バックパックをどうするか?

私は飛行機到着日に滝観光を始めたかったので空港から直接滝に向かいました。

空港からバスでイグアスの滝に行きたかったのですが、フツーなら空港から真っ先に向かうのは宿ですよね。

それでか「空港から出る“滝行きのバス”はない」と言われてしまったので(実際はあるかもですが、、、)時間ももったいないしタクシーを使いました

タクシーの運ちゃんは結構親切で大荷物のバックパックの預け方も教えてくれました。

パーク入り口付近にあるお土産で預けられます。キーをもらいます。当時40ペソ。

コインロッカーとかありません。

そのほか2回目の入園の時には入園料が約半額になる(当時)」ことなどお役立ち情報をくれました。

私のように空港から直接滝に行くことを考えている人は

“大きな荷物のバックパックはパーク入り口で預かってもらえる”ことを知っておいてください。

歩き方マップ

さて、入園チケットを買って中に入ります。

本物のマップはパーク内でゲットできるのでそれを見てください。

私は「ディアブロまで鉄道で登って行って、途中からトレイルを歩いて下ってくる」という歩き方を選択しました。

雑ですいません

上のオリジナル地図にハイシーズン休日の混みポイントを載せておきました。

入り口は激混みの様相はまったくなく油断しがちですから注意してください。

入園するとまずビジターセンターがあるので園内の地図をもらいましょう。

ほかビジターセンターに内には園内の解説や動植物に関する展示・土産物店やツアーの販売ブースがあります。スピードボートなどのツアーの予約が済んでいればガンガンスルーします。

その先に園内を走る鉄道の駅があります。

アルゼンチン側イグアスの滝パークは鉄道で移動する

パーク内の鉄道駅は3つ

  • ビジターセンター側のセントラル駅
  • 滝の上下を回る遊歩道(アッパートレイルとローワートレイル)そばのカタラタス駅
  • ディアブロ(悪魔の喉笛)へ行く遊歩道前まで通じるディアブロ駅

まずセントラル駅からカタラタス駅までは余裕で行けます。

みんな「え?何かディズニーランドの鉄道みたいじゃん、ヒャッホー」的なノリで

かわいい作りのおもちゃの鉄道にのった気分で大はしゃぎします。

また先の図に示した“グリーントンネル”を抜ければ鉄道に乗らなくてもラクショーで歩けます。

ヒャッホー感を一蹴するカタラタス駅の行列

最初の鉄道は難なく乗れます。このままディアブロ近くまで行けるかと思いきや早くも乗り換えします。

ここからが激混み地獄

この混みよう、、、

2番目のカタラタス駅前の並び様は夏休みのディズニーランド並み

めちゃくちゃ蒸し暑い中でかなりの時間を待つことになります。

というのもこの鉄道はカタラタス駅とディアブロ駅を行ったり来たりするのですが、もちろん単線

客が乗り切れないので満員になったら満員の鉄道を見送り、次までひたすら待つことを繰り返します。

「待てど暮らせど鉄道に乗れない」

さながらナチの侵略から亡命のために鉄道に乗り脱出するユダヤの人のように鉄道が来るのを切望する羽目になります。

空になった車両がやってくると「皆で歓喜の万歳はする」みたいなこと(事実)が繰り返されます。

そのぐらい鉄道はこの時期容量オーバー

こうした待ち時間はかなりの苦痛となりますので注意しましょう。

飲み水がないと死にます

単独の旅で“飲み水を求めて並びを外れる”なんてことがあるとまさかの“並び直し”

とんでもないことになります。

ディアブロ駅から悪魔の喉笛まではそこそこ長い

カタラタス駅からディアブロ駅へと激混み鉄道に乗ってようやく移動できました。

要はこの2駅の間の交通手段は鉄道しかないのです。

だから激混みになるわけですよ。

イグアスの滝のハイライトは数ある滝の中でも最大の「悪魔の喉笛(ディアブロ)」です。アルゼンチン側には、その悪魔の喉笛の直前まで近づける展望台があります。

この“展望台への遊歩道”はそこそこ長く(空いていても20分くらいの歩き)、結構な人が途中でバテていました(天気が良すぎた)。

高齢の人とかは途中で座り込んで、「じいちゃんはいい!行ってこい!」みたいに諦めてしまう人も見られました。

ここも混雑する時期は覚悟していきましょう。

極めつけは展望台

狭くはないのですが、やっぱりキャパオーバー

係員がやる気なく人数制限しています。写真なんか撮ってられない混み具合。

「とりあえず喉笛見ました、脱出します!」

みたいな感じでした。

このように悪魔の喉笛に行くにもかなりの労力を要する(ハイシーズン休日)ので、

喉笛を見た後は鉄道に乗ってカタラタス駅まで戻り上側遊歩道(アッパートレイル)を歩き回ってその日は終わりとしました。

行程を半日に分けた

私はイグアスの滝1泊2日の日程で滝観光を半日に分けました。

  • 前半に行った時はまず“ディアブロの制覇”と“アッパートレイルを歩くこと”を組み合わせました。
  • 後半に行った時は“スピードボートの乗船”と“ローワートレイルを歩くこと”を組み合わせることにしました。

イグアスの滝は経営している側も1日で全てを制覇することができないと言うのはわかっているようで2日目は1日めの半券を使うと半額近くの割引になります。

ちなみに滝の上下を回る遊歩道:アッパートレイルとローワートレイルは
  • アッパートレイルが1750メートル
  • ローワートレイルが全長1400メートル
  • とどちらもかなり長いので両方くまなく回るなら3時間くらいは見ておいた方がよさそうです。

ローワートレイルの途中にスピードボートの乗り場もあります。

一日目の観光を終えて

激混み具合がすさまじく相当消耗しましたが、目的としていたディアブロとアッパートレイルは制覇し、バスで町(プエルトイグアス)に向かいます。

もちろん預けたバックパックを回収しプエルトイグアス行きのバスに乗ります。バス停はパーク入り口まで戻ってくれば見える範囲にあり迷うようなことはありませんでした。

イグアスの滝から「プエルトイグアス行き:Rio Uruguayのバスは20分おきに出ている」みたいです。最終20:15です。

プエルトイグアス滞在

プエルトイグアスの町には大きめのバスターミナルがあります。

私はこのバスターミナル近くのホステルに宿泊しました。実は地球の歩き方に載っていた安宿をエクスペディアで現地から予約したのですが、歩き方を飛行機に忘れて「場所がわからん!」とバスで焦りました。

バスの運ちゃんに恥を忍んで聞いたところ、指さしてくれた場所にありました。

次の日もこのバスターミナルから出発するのでプエルトイグアスではバスターミナル近くに宿泊が便利です。

2日目はローワートレイルとスピードボートをメインに考えていたので「予約せねば」と焦ります。

ホステルのレセプションでスピードボートの予約を頼んだら快くやってくれました。

次の日はバックパックを抱えてバスターミナルへ

もうプエルトイグアスの町へは戻ってきません。滝観光を完了しそのまま空港へ行きます。

正直パタゴニアのエルカラファテ等と比べるとプエルトイグアスの町は雰囲気悪かったです。

とりあえず朝一の滝行きのバスはやはり混雑していました。

滝行きのバスは7:20が始発(当時)でだいたい20分おきにあります。

イグアスの滝観光2日目

滝観光の後半はローワートレイルとスピードボートです。

昨日と同じくバックパックを預けローワートレイルを歩き、スピードボートに乗りました。

最初に書いたようにスピードボートはボッチな人もムリして乗った方がいいですね。ナイアガラの船よりずっと楽しいです。

目的のミッションはこなせました。空港に行くまではまだまだ時間があったのでもう一回ディアブロを見に行くことにしました。

初日の悪魔喉笛はあまりの混雑に全く見れなかったからです。ほとんど人しか見てない。

曜日のせいか時間帯のせいか、鉄道は一回待ちで乗ることができました。

展望台も昨日ほどの混み具合ではなかったので“30分待ち”くらいで「滝壺をのぞき込む」こともできました。

まあ、混み混みなのは相変わらずでしたが、、、

少なくともこの時期の日曜日は本当に最大値だったのだと思う。

滝から空港まではやっぱりタクシー

イグアスの滝観光を終了し、フライト時間に余裕を持って空港に向かいます。

交通手段はタクシーしかなくバスはありません。25米ドルで行けたと記憶しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は

「“イグアスの滝”を短期日程で制覇するための観光ガイド:必要日数・シーズン・服装・持ち物・現地ツアーについて」

についてご紹介しました。

やたらと長くなってしまいましたが、1泊2日の日程でイグアスの滝を満喫してきた経験談を可能な限りまとめてみました。

  • イグアスの滝は1泊2日の日程でも満喫できる
  • タクシーを使って空港から直接滝に行けば時間を節約できる
  • その際バックパックは預けることができる
  • ホリデーシーズンの混み具合は覚悟しておく(日曜日は避けた方が良い)
  • 悪魔の喉笛(ディアブロ)とスピードボート(滝に突っ込むアトラクション)が押さえておくべきポイント
  • 大量に汗をかくので2リットルくらいの水筒があった方が良い

パタゴニアからブエノスアイレス経由でイグアスの滝までいくには飛行機のチケット代がかさみましたが、イグアスの滝はやはり一生に一度は見ておきたいものでした。

予想以上の混み具合にはやられたのでこれから計画を練る方がいればできればホリデーシーズンは外したいですよね。少なくとも日曜日は混みます(おそらく土曜も)。

特に観光するのに難しさもいらないのでアルゼンチンまで来たら外せないスポットですね。

時間がない場合はご紹介した1泊2日の日程で満喫する方法を是非実践してみてください!


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