⭐️パタゴニアその15
こんにちは”おじさん少年”です。ドバイでの町歩きをそそくさと終わらせていよいよアルゼンチンへと向かうのでした。が、これがむちゃくちゃ時間がかかります。
〜ドバイから13時間のフライト〜
映画5本は見ました。映画好きだから最初は楽しいけど、もはや修行。隣に日本人女性の方が座ってまして、ちょっとお話しました。ブラジルに駐在している旦那さんに会いに行くそうです。フライト途中でやけに屁っ臭い時があったけど、すました顔して屁をしていたのはおそらくこの人だと思う。とりあえずブラジルに着きました。
〜やる気のないリオの空港〜
ブラジルはRio de Janeiroで乗り換え、2時間くらいリオの空港で待ちぼうけをくらいました。当時、リオ五輪を控えたブラジルの表玄関、五輪と言えば空港をばっちり改装してると思いきや、なんだか閑散とした田舎の空港そのものでした。ちょっと前に、ワールドカップもおこなったはずなんだけど。
だだっ広いホールに珈琲屋さんの屋台が一つそんな感じでした。オリンピックでいけいけみたいな感じは当時ありませんでしたねえ。
〜リオ五輪から東京五輪へ〜
あれから、実際にオリンピックがあってこんな心配されてましたね。
1.政情不安
2.経済の低迷
3.準備不足
4.環境問題
5.治安の不安定化
これから日本で開催されるわけですが、5はそこまでじゃないとしても、結局同じようなことが問いただされています。もちろん、日本は成熟国家ですし、ブラジルと比較と言うよりもロンドン五輪と比較した方が現実的だとは思いますけどね。
近年のオリンピックでは、小さい頃に見たアメリカ・ロサンゼルス五輪のようなダイナミックさはあんまりないですね。マスコットのイーグルサムなんて日本の家々まで浸透していたし、うちにもぬいぐるみありました。あの頃は本当に景気が良くて日米はイケイケだったんですね。
〜オリンピックのその後〜
そしてブラジルリオ五輪のその後なのですが、調べてみると荒廃っぷりがすさまじいですね。「リオ五輪 その後」でたくさんの写真が出てきます。
北京でも同じような状態だったみたのは聞いたのですが、たった半年で廃墟と化しているみたいです。とりあえず、開催だけはこぎ着けて、そりゃ競技がはじまれば盛り上がりますよ。でもその後の建物や余剰施設なんかは結局役に立たないものも多いみたいですね。
調べてみると、実はリオ五輪だけでなく、数多くのオリンピック(長野も含む)でこのような大廃墟を作り出してしまっているみたいです。びっくりしました。いわゆる先進国なら跡地も十分に活用してると思いきや、後先考えずに放置してあるところも多いみたいです。
個人的には、世界が不景気で、なおかつインターネットのおかげで小さく小さくなる今日この頃、オリンピックのあり方も変わっていくべきだと思います。薬物にたよってまでメダルをかせいでも意味ないし、国の威信を個人が背負うのもなんか平和の祭典としては不合理だと思います。ブラジルのリオの空港の片隅にてふと思った次第です。
さて、いよいよアルゼンチンに到着します。
to be continued